【設備紹介】冷凍バレル仕上装置について


高石工業の強みは「丹念な作りこみができること」です。そのために私たちは、原材料の仕入れから配合、出荷に至るまで、製品づくりのすべてを自社工場で行っています。

私たちは製造の各工程における品質管理を徹底して自社で行うことにより、品質の高い製品を安定供給しています。


「冷凍バレル機」は、成形された製品シートを液化窒素により冷凍させて、いらない部分を取り除いて製品を仕上げる機械です。「冷バリ」「タンブラー」などという呼び方をされることもあります。

成形されたゴムからバリを取り除いて仕上げる方法には、手で仕上げたり、打ち抜き機で仕上げたりする方法がありますが、わが社ではこの冷凍バレルによる仕上方法が一番多くを占めます。

手で仕上げるよりも一度に多くの個数を均一に仕上げることができ、大変作業効率の良い装置です。

一方で、一度冷凍させたものに粉末メディアをぶつけて仕上げるという性質上、形状によってはワレやかけが生じる可能性があります。

そのため製品の設計の時に、バレルで仕上げやすい形状にする必要があります。


冷凍バレル機は欠かせない機械である一方で、液化窒素を使うので大けがにつながる大変危険な装置です。
徹底して教育訓練を行うとともに、安全装置を付けて、万が一にも事故を起こさないように仕組みを整えています。


ゴム製品に関するお困りごとがあればまず私たちにご相談ください。
丁寧にご要望をお伺いし、課題解決のご提案をさせていただきます。


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