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【ゴム材料の性能評価試験・材料開発支援】
私たちがゴム材料の性能評価試験・材料開発支援としてお手伝いできることは多岐にわたります。これまで、私たちは様々な研究開発のお手伝いをしてきました。
主な取り扱い試験についてご紹介させていただきます。
【引裂き試験】
2.試験片について(続き)
試験片の種類は、切込みなしアングル形試験片、切込みありアングル形試験片、クレセント形試験片、トラウザ形試験片、デルフト形試験片の5種類があり、高石工業で使用している試験片は切込みなしアングル形試験片です。
方向を変える理由は、引裂き強さは特に列理の方向に影響されやすいので、列理の方向に対し直角および平行で試験片を採取したほうが好ましいからです。
各試験片の特徴を下記に記載します。
・切込みありアングル形試験片:内角頂点の所に試験片面と直角方向
に長さ1.0mm±0.2mmの切込みを入れた試験片。
・クレセント形試験片:くぼみの中央に試験片面と直角方向に長さ
1.0mm±0.2mmの切込みを入れた試験片。
・トラウザ形試験片:短辺部の中央に長辺部と平行に40mm±5mm
の切込みを入れた試験片。
・デルフト形試験片:長辺部と短辺部の中心に、短辺部と平行に
5.0mm±0.1mmの切込みを入れた試験片。
3.試験方法について
試験片の厚さの測定は、引裂き付近の少なくとも3か所以上で行い、その中央値を試験片の厚さとします。
また、各試験片のつかみ具の移動速度は、次のようになります。
切込みなしアングル形試験片:500mm/min±50mm/min
切込みありアングル形試験片:500mm/min±50mm/min
クレセント形試験片 :500mm/min±50mm/min
トラウザ形試験片 :100mm/min±10mm/min
デルフト形試験片 :500mm/min±50mm/min
4.引裂き強さの求め方について
切込みなしアングル形試験片、切込みありアングル形試験片、クレセント形試験片、トラウザ形試験片の引裂強さは次の式で求めます。
TR=F/t
ここに、TR:引裂強さ(kN/m)
F:切込みなしアングル形試験片、切込みありアングル形試験片、
クレセント形試験片の場合は、引き裂く力の最大値(N)
トラウザ形試験片の場合は、引き裂く力の中央値(N)
t:試験片の厚さ(mm)
デルフト形試験片の引裂強さは次の式で求めます。
F0=8F/bt
ここに、F0:引裂強さ(N)
F:引き裂く力の最大値(N)
b:切込み外側の全幅(mm)
t:試験片の厚さ(mm)
引裂試験についてのお話は以上です。
私たちは皆さんの研究開発の「ゴム研究開発担当」になりたいと思っています。
研究開発に関するお困りごとがあればまず私たちにご相談ください。
【ゴム 研究開発 課題解決 受託試験 薬品 配合試験 評価試験 硬さ測定】
会社名 |
高石工業株式会社 (たかいしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 73335 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 茨木市 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 年間売上高 | ||
社員数 | 85人 | 担当者 | 高石 秀之 |
産業分類 | 産業用機械 / 厨房 / 建築土木資材 |
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