高硬度のめっき皮膜特性を持つことで知られている、硬質クロムめっき
ＪＩＳ規格では７５０ＨＶ以上ですが、めっき条件によっては１２００ＨＶ程度にもなり、熱処理や窒化処理をされた鋼材よりも遙かに高硬度である

当社の通常処理される硬質クロムめっきの硬度は、９００～９５０ＨＶ相当であります。
また、お客様のご要望によっては、めっき条件の設定を変え、硬度の低い硬質クロムめっきにも対応しております

硬質クロムめっきの硬度測定は、ビッカース硬度計の正四角測錐ダイヤモンドで作られたピラミッド形をした圧子による押し込み硬さ測定で､真の硬さを知るためには小試験片の表面もしくは破壊試験による埋め込み樹脂・破断面試料等から得ているのが一般的である

写真は埋め込み樹脂による破断面試料の正四角測錐ダイヤモンド押し込み痕で､硬質クロムめっき層の厚みは、くぼみの対角線長さの１．５倍以上なければならず､硬さの表示は２英大文字ＨＶに続けて、試験荷重に比例した記号（ＪＩＳ対応表参照）を用いている

　例） 試験荷重 １．９６１Ｎ　⇒ ＨＶ0.2


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担当：営業部
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