【　圧縮ばね　コンプレッションスプリング　変形・へたり　原因と対策　】

「圧縮バネを使用中に、バネの力が弱くなってしまう」というご相談があります。

これは、バネの「へたり」が原因である場合が多いです。
「へたり」は、バネの使用中に素材が塑性変形し、バネの寸法が変化してしまう現象で、素材の強度不足が原因です。
素材の強度が適正かどうかは、バネの使用状況をもとに計算で求めることが出来ます。

「へたり」の対策は、材質をより耐久性の高いものに変える、線径を太くする、などの仕様変更となります。
その際、バネの力加減（バネ定数や荷重）を変えないよう仕様を選定するのですが、バネの入るスペースに制限がある場合は、お客様と打合せしながら進めることになります。

なお、素材の強度計算の結果に問題が無い場合、①バネ成形後の熱処理が適正でない、②耐熱温度を超えた環境で使用している、などが「へたり」の原因と考えられます。

当社は、へたり・変形などの、バネのトラブルに対応いたします。
サンプルなどを送っていただければ、当社で強度などを検証のうえ、改善対策をご提案いたします。
もちろん、直接お邪魔をして、現物を見ながらの打合せも可能です。

技術スタッフが丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

ばね、スプリングの鶴岡発條株式会社
技術担当：氏家（うじいえ）

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メール：web@tohj.com
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