【　コイルスプリング　圧縮ばね　SUS304-WPBΦ0.35　ばね指数＝30　】

写真のバネは、線径Φ0.35の材料をコイル平均径Φ11mmで巻いています。
バネ指数≒31で、コイリング加工の難易度が高いバネです。

バネ指数とは、コイル平均径を線径で割った値で、バネを加工する際の難易度の目安となる値です。
バネ指数＝D/d（デーバイデー）とも呼ばれます。

JIS規格では、バネ指数は4以上22以下が望ましいとされています。
バネ指数が4以下だとコイル径が小さく窮屈で巻き難い、バネ指数が22を超えるとコイル径が大きくフワフワして巻い難い、そんなイメージです。

バネ指数が上記の値を外れると加工できない、という訳ではありませんが、バネ設計の際の目安になる数値です。

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