【　圧縮ばね　SWOSC-VΦ4.0　ショットピーニング　ジオメット処理　】

材質は「弁ばね用シリコンクロム鋼オイルテンパー線・SWOSC-V」を使用しています。
「SWOSC-V」は、汎用のバネ材の中では最も耐久性の高い材料です。

SWOSC-Vをはじめとするオイルテンパー線は、焼入れ線とも呼ばれます。
ピアノ線など他のバネ材と違い、焼入れ焼戻しで強度を出していることがその由来です。
焼入れ焼戻しされた材料は、硬いだけでなく適度な”じん性”があり、「粘りのある材料」と表現されたりします。

本バネは、さらに耐久性を高めるため、バネ成形後にショットピーニング処理を施行しています。

「SWOSC-V」をはじめとしたオイルテンパー線は、水素脆性の影響を受けやすいためメッキ処理はNGとなります。
そのため本バネは防錆処理として、水素脆性の恐れのない「ジオメット処理」を施しています。

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鶴岡発條株式会社
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