【　圧縮コイルばね　オープンエンド　コンプレッションスプリング　】

圧縮コイルばねの最初と最後の一巻を「座巻」と呼びます。
座巻の先端は隣のコイルとくっ付いているのが一般的で、「クローズドエンド」と呼ばれる形状です。
皆さんが普段目にする圧縮コイルばねのほとんどが、「クローズドエンド」だと思います。

写真のように、座巻の先端が隣のコイルから離れた、スキマのある形状を「オープンエンド」と呼びます。
有効巻数を減らさずに、ばねの密着高さを極力低く抑えたい、という場合に採用される形状です。

圧縮コイルばねのオーダーを頂いた場合、私たちスプリングメーカーは、特にご指示が無い限り「クローズドエンド」で製作いたします。
そのため、「オープンエンド」での製作をご希望の場合は、図面にその旨を明記されることをお勧めいたします。
注記に「端末形状はオープンエンドのこと」と記すのが一般的です。

ばね、スプリングでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
技術スタッフが丁寧に対応いたします。

鶴岡発條株式会社
技術担当：氏家（うじいえ）

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