【高精度と使いやすさを追求した顕微鏡の要、アルミベース】
実は、生物顕微鏡の性能を左右する重要な部品がベース部分なのです。アルミ合金AC4C-T5を採用し、精密な鋳造技術で製作された当社の顕微鏡ベースは、安定性と扱いやすさを両立。研究・教育現場で選ばれ続けています。

【匠の技が光る、究極の精密鋳造】
正直言って、顕微鏡ベースの製作は見た目以上に難しい工程の連続です。特に鋳造時の「巣」対策には相当苦労しました。ただ、最新の鋳造シミュレーションと職人の経験を組み合わせることで、ようやく理想的な製品が完成したんです。

【こだわり抜いた製品仕様】
やはり、製品の核となるのは確かな品質です。アルミ合金AC4C-T5を使用した345×190×100mmのベースは、わずか3.7kgという軽さながら、驚くほどの安定性を実現。研究機関や教育機関での使用に最適な仕様となっています。

【匠の技術が生む、圧倒的な精度】
牧野フライスの横型マシニングセンタa61nxを使用した加工工程では、±1.0μという驚異的な精度を実現。表面処理にもこだわり、ショットブラストとバレル研磨で美しい仕上がりを追求しています。実のところ、この工程こそが当社の真骨頂と言えるでしょう。

【まとめ】
アルミ製顕微鏡ベースは、正直なところ地味な部品かもしれません。しかし、その精度と品質は、研究や教育の現場で重要な役割を果たしています。やはり、細部へのこだわりが、最高の製品を生み出すのだと実感しています。

◆企業情報
オカダ合金 株式会社
〒929-1121 石川県かほく市宇気い6番地
TEL:076-283-4222
FAX:076-283-2544
ホームページ:https://okadagokin.co.jp/