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自社ブランドのフライス盤が国内標準機に。技能五輪全国大会の公式機械に採用される
産業機械メーカーのエツキが製造する汎用フライス盤「2MF-V」がこのほど技能五輪全国大会の公式機械に採用された。昨年10月に開催された第48回神奈川大会から使用されている。同社は旧日立精機からフライス盤の製造を引き継ぎ、2004年から自社製品として販売している。今回指定されたフライス盤は、XYZ軸の送り機構を従来の角ネジ仕様から国際大会標準のボールスクリュー仕様に改良して操作性と加工精度を高めたもの。いわば五輪仕様のフライス盤で、開催県の神奈川県には20台を納入。平成23年の開催県となる長野県にもすでに10台納入している。また近年、技能教育の重要性が見直され、選手育成に力を入れている大手メーカー等からの注文も相次いでいる・・・
最終更新日:2019-09-27
エツキ製造のフライス盤 技能五輪大会で使用 高い技術力の証明/山形新聞
大手メーカーから注文相次ぐ産業機械製造エツキが製造しているフライス盤が、技能五輪全国大会「技能ルネッサンス!かながわ2010」で使用される。12年に長野県で開催される同大会でも同じフライス盤が使われることが決まっており、選手育成に力を入れる大手メーカーから注文が相次いでいる- -。
神奈川大会で使用されるフライス盤はエツキ製の「2MF-V」。他メーカーが昭和40年代から生産し、名機と呼ばれたベストセラーマシンで、同社が製造を引き継いだ。コンピューター制御のフライス盤が中心になった現在でも技能訓練などに重要な役割を担う。エツキは'08~'09年に東部総合職業技術校など神奈川県に約20台を納入。大会では同校に納めた12台のうち10台を使う。この機械の製造には優れた技術力が必要であり、大会で使用されることで企業イメージを高める効果も期待される- -。
最終更新日:2012-01-07
工作機械の検査エツキで研修 ハノイ工業大/日刊工業新聞
ベトナムのハノイ工業大学は汎用フライス盤などを製造しているエツキで、汎用フライス盤の精度検査と調整作業の研修会を開いた。国際協力機構(JICA)とベトナム政府の合意による「ハノイ工業大学技能者育成支援プロジェクト」の一環。同国で汎用工作機械の需要が伸びていることを受け、2012年3月にも同大学が始める汎用工作機械を対象とした保全短期コースの教本づくりなどに役立てる。
JICAを通じて01年に堂大学ベトナム日本センターに設置された汎用フライス盤がエツキ製だったことから同社での研修が決まった。日本センターのグエン・コン・カット機械加工学部長とチョン・バン・リョン講師が計11日間学んだ。カット部長は「加工は習得できているがg、調整技術についてはこれから」と保全の重要性を強調している。
最終更新日:2012-01-07
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