鋳鉄とは　性質　英語

鋳鉄
・鋳鉄とは
鉄を使った鋳物製品全般で、最大の特徴は黒鉛を含んでいること。
　1.炭素 Cを2.14 - 6.67%、ケイ素 Siを約1 - 3%の範囲で含む鉄 Feの三元合金。組織は、フェライト、パーライト、グラファイト（黒鉛）等。
　2.黒鉛が振動を吸収する為、減衰能（振動を吸収する能力）が高く、通常の鋼の5～10倍の減衰能を持つ。
　3.潤滑性、耐摩耗性が高い。
・比重
7.2～7.3　FC：7.05～7.3　FCD：7.1
・英語
Cast iron

FC250
・材質
ねずみ鋳鉄の一つ。引張り強さの高い鋳物で振動を吸収する利点や熱衝撃に強い.引張り強さが弱い。耐熱性が良い（C量が多い、インゴットケース）。最も良く使用される。
・規格　機械的性質（JIS)：引張強さ　250N/㎟　以上　　硬さ　241HB以下
・成分（％）：C:3.2~3.4　Si:1.6~2.2
・比重　密度　重さ：7.2
・ヤング率（E/Gpa）：100
・比熱（cal/g℃）：0.16～0.17
・ポアソン比：0.27
・磁性：磁性体（フェライト系）
・溶接：△
・許容応力（kg/㎠）：引張:300~350　圧縮　900~1000　接触圧力　700~800　曲げ　310~600　剪断　300~350　捻り　220~550
・耐熱温度：400～500℃
・熱膨張係数（10-6K）：11～12
・めっき（Crメッキ）：○
・熱処理：焼鈍し　焼入れ　焼戻し
・切削性：◎

品名：ロッカーアーム
材質：FC250
サイズ：950×800×400
重量：500kg

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