【機械鋳物】産業用アームの精密鋳造で寸法安定性を実現
► 機械鋳物における産業用アームの課題
工作機械や産業機械のアーム部品は、高い精度と寸法安定性が求められます。特に経年変化や残留応力による寸法変化は、機械の性能に大きく影響します。これらの課題を解決するためには、素材選定から製造プロセスまで、総合的なアプローチが必要です。
► 産業用アームの寸法変化を防ぐ鋳造技術
鋳鉄製アームの製造において、最も重要なのは残留応力の制御です。当社では、以下の技術で寸法安定性を確保しています：

高周波誘導炉による精密な材料管理

不純物の少ない溶解で均質な材質を実現
組織の微細化による強度向上


フルモールド鋳造による高精度成形

複雑形状でも高精度な鋳造が可能
バリの発生を最小限に抑制


独自の熱処理プロセス

残留応力を効果的に除去
経年変化の抑制を実現



► 産業用アーム鋳物の実績紹介
《ロッカーアーム製造事例》

材質：FCD450
サイズ：1400×700×500mm
重量：300kg
特徴：寸法安定性±0.1mm以内を実現

► 品質保証体制
品質管理の要となるのが、以下の検査体制です：

3次元測定による寸法検査

最新の3次元レーザー測定器による高精度検査
製品全数検査による品質保証


非破壊検査の実施

UT検査による内部欠陥検査
PT検査による表面欠陥検査



► まとめ：機械鋳物の未来へ
産業用アームの高精度化・長寿命化において、鋳造技術は重要な役割を果たします。当社は、お客様の課題に寄り添い、最適な解決策を提供してまいります。
詳細な技術資料は、以下のURLからダウンロードいただけます：
https://ja.nc-net.or.jp/company/60394/dl/catalog/200204
【会社概要】
友鉄工業株式会社
【本社・安佐工場】〒731-1142　広島市安佐北区安佐町飯室6151-1
【模型工場】〒731-0231　広島市安佐北区亀山2丁目24-16-5
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