自動車(試作)
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今回は、銅版のレーザー加工について
弊社の加工事例に沿ってご紹介します
▼ 銅版が持つ特徴 ▼
銅板で製作した製品は、優れた導電性と耐食性を持つため、長期間にわたって高い性能を発揮します。
特に電気機器や電子機器の部品、装飾用の金属パーツに使用されることが多く、
”耐久性” と ”美観” を兼ね備えています。
例として、
街中では、銅板は屋根材、看板、装飾パーツ、さらには建築物の外装に多く使用されています。
銅は自然に抗菌作用を持っているため、衛生管理が重要な場所にも適しています。
さらに、銅板は加工性が良く、複雑な形状やデザインにも対応できるため、
オーダーメイドの製品や、単品加工の製品に対しても最適な特徴を持ちます。
▼ 銅版加工の特徴 ▼
①高い導電率や熱伝導率を持つ
レーザー加工で、銅版は加工時、熱が迅速に拡散され、熱膨張します
そのため、材料の ”反り” や ”歪み” が生じやすくなります
②金属の中でもやわらかい
今回の製品では、タップ加工もされています
弊社では、ブランク時に複合機で一緒にタップもつけていますが
銅版は、金属の中では軟らかい部類になるため、
手作業でタップ加工を行う際は、回転速度などの加工条件も大切になります
ほかにもタップ加工をした際は、
伸びやすいので、バリに注意することが必要です
銅板にタップを立てる難しさと注意点
銅は柔らかいためタップ立ては比較的容易ですが、柔らかさゆえにタップが引っかかりやすく、ねじ山が崩れやすいです。そのため、適切なスピードとトルクで作業し、切削油や潤滑剤を使用することが重要です。また、タップを定期的に清掃し、過剰な力をかけないよう注意が必要です。
銅板のレーザー加工後のバリや特徴
レーザー加工では銅板の切断面が非常に滑らかになりますが、
薄い板ではバリが発生しやすいです。バリ取りが必要な場合があります。
また、銅は熱伝導性が高いため、熱による変形が少なく、精度の高い加工が可能ですが、酸化に注意が必要です。加工後に酸化防止処理を行うことをおすすめします。
写真の製品は
①レーザー・タップ加工
②バリ取り をしたものになります
この後は曲げ加工を行います
弊社では、曲げ加工時にも
これらの銅版の特徴を踏まえて加工を行っております
さまざまな材料の製品をお取り扱いしていますので
ぜひ弊社のHP等で加工事例をご覧ください
ほかにも、簡単な図面しかない場合のご相談や
単品・試作等のさまざまな見積もりやご相談もお受けいたします
お気軽に
弊社のメールアドレスや、HPお問い合わせホームにて
ご連絡おまちしております!
会社名 |
有限会社 早野研工 (はやのけんこう) |
エミダス会員番号 | 5681 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 岐阜県 大垣市 |
電話番号 | 0584-89-6598 | FAX番号 | 0584-89-1186 |
資本金 | 500 万円 | 年間売上高 | 45,000 万円 |
社員数 | 37人 | 担当者 | 代表取締役社長 早野文仁 |
産業分類 | 工作機械 / 輸送機器 / 事務用機器 |
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