製品のデザイン性や機能性の向上にともない、R曲げ加工の重要性が年々増しています。特に量産を前提とした部品製造においては、安定した品質と高い再現性が求められるため、プレス金型を用いたR曲げが注目されています。

では、なぜ「プレス金型×R曲げ」が量産に適しているのでしょうか？その答えは、製品ごとの精密な金型設計と、製造現場での圧倒的な再現性にあります。

私たち早野研工株式会社では、創業以来30年以上にわたり培ってきた「プレス金型技術×量産体制」を強みとし、多種多様なR形状を必要とする部品製造において、高品質かつ安定供給を実現してきました。

特に板厚0.5mm〜25.0mmまで対応可能な幅広い材料加工力と、大垣本社・養老工場の二拠点体制による生産フローの分散化は、急な量産ニーズにも柔軟に対応できる大きなポイントです。

また、社内での金型設計・製作・メンテナンス体制を自社完結型で構築しているため、立ち上げ時のリードタイムを大幅に短縮。設計者や購買担当者の「納期不安」にもしっかりと寄り添います。

さらに、単なるR曲げだけでなく、R部とシャープ部を組み合わせた複雑形状や、薄板ステンレス・アルミ・銅合金などへの精密加工にも対応可能。たとえば医療機器や電子部品、産業装置のカバー部品など、高い見た目品質と寸法精度を求められる製品群において、多くの実績があります。

品質保証においても、三次元測定機や画像測定器を活用した全数検査やトレーサビリティ対応を行い、納品後の安定稼働まで責任を持って対応しています。

「R曲げは見た目の問題だけでなく、構造や機能にも関わる重要な工程」。そんなお客様の声に応えるために、早野研工はこれからも、精密なプレス加工と量産対応の両立を追求してまいります。

「こういう形状、できるかな？」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。

▼対応素材
酸洗SPHC・磨きSPCC 板厚0.5～6.0ｍｍ
一般構造用圧延鋼板 SS400（SS41） 板厚2.3～12.0/19.0/25.0 各種FB
構造用炭素鋼鋼材（JIS G 4051）・S45C、S50C
合金工具鋼鋼材、ダイス鋼 SKD3, SKD61, SKD11, SKS3
ステンレス / SUS303, SUS304, SUS316, SUS430, SUS410
刃物用クラッド鋼板
純アルミ A1050（純度99.5％）、A1100（純度99％）、A1070（純度99.7％）
アルミ合金 A2017（ジュラルミン）、A5005P、A5052P、A6063
アルマイト鋼板 A1100 B2アルマイト
無酸素銅 C1020、真鍮 C2801
各種メッキ鋼板 ZAM、SPGZL、SGCC、SECC、ボンデ、カラー鋼板
電磁鋼板：オリエント鋼板35G155・23P90、ハイライト鋼板35A360・50A400

▼各種表面処理対応
・各種メッキ：三価クロメート（Ep-Fe/Zn 5/CM2）、ユニクロ（Zn/CM1）、硬質クローム、装飾クローム、金、ニッケル
・塗装：黒カチオン電着、粉体塗装、メラミン塗装
・特殊処理：テフロン加工、塩浴窒化、浸炭窒化、焼き入れ焼き戻し

★関連リンク★
＜アクセス＞
大垣本社：https://goo.gl/maps/DwKoDYBiGhMV72xR6
養老工場：https://goo.gl/maps/Dovgq47vXLqLxK2B6
お問い合わせ：https://hayanokenko.co.jp/contact/

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