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精密加工部品において、仕上げ加工面の品質は製品の機能性や信頼性に直結します。竹中機械製作所では、東京精密製の面粗さ測定器を導入し、加工面の状態を数値化することで高い品質保証体制を確立しています。
【面粗さ測定の重要性】
面粗さは、加工表面に形成される微細な凹凸の大きさを示す指標であり、Ra(算術平均粗さ)やRz(最大高さ)などのパラメータで評価されます。これらの値は、密着性、摺動性、塗装や接着の密着性に影響を与えるため、設計段階から仕様が明記されるケースが多くあります。
【使用機器:東京精密 サーフコム480A】
竹中機械製作所では、面粗さ測定器として東京精密のサーフコム480Aを使用しています。測定範囲はX方向100mm、Z方向800μmと広範囲をカバーでき、微細な粗さの違いも高精度で検出可能です。この機器により、加工面に対するRa0.2以下といった高度な仕上げ要求にも確実に対応できます。
【対象となる加工部品】
面粗さの評価が必要とされる加工品は多岐にわたります。
・シール面や接触面など密着性が必要なフランジ部品
・摺動性が求められるスライダーやシャフト
・光学部品の鏡面加工部
・アルミ、SUS、SCM材など各種金属材料の外径・内径面
これらの部品に対して、加工方法ごとの最適な切削条件を選定し、平滑な加工面を実現した後、面粗さ測定器によって仕上がりの均一性を定量的に検証しています。
【加工から測定までの一貫対応】
竹中機械製作所では、マシニングセンタや研削盤による仕上げ加工後、即時に測定室で面粗さを測定できる体制を整えています。これにより、加工から検査、出荷までを短時間で完結でき、リードタイムの短縮と品質の安定化を両立しています。
【品質保証とトレーサビリティ】
測定された面粗さの結果は、ISO9001に基づき記録管理され、納品時に品質保証書として添付可能です。また、過去の測定結果もデータベース化されており、リピート注文や不具合解析にも活用されています。
【導入メリット】
・Ra、Rzなどのパラメータによる客観的品質評価
・高精度な加工面の再現と管理
・摺動性、密着性、耐摩耗性などの性能保証
・工程内での即時測定による不良低減
・測定記録の保管による信頼性確保
面粗さの管理は、単なる検査項目ではなく、製品の機能と性能を保証する重要な工程です。竹中機械製作所では、面粗さ測定器を活用した高精度な評価体制により、顧客の高い品質要求に応えています。
【お問い合わせ先】
株式会社竹中機械製作所
〒262-0013 千葉県千葉市花見川区こてはし町1669-4
TEL:043-259-2609
FAX:043-250-2074
メール:eigyou@takenaka-kikai.com
URL:http://www.takenaka-kikai.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 竹中機械製作所 (たけなかきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 5530 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 千葉市花見川区 |
| 電話番号 | 043-259-2609 | FAX番号 | 043-250-2074 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 38人 | 担当者 | 高橋秀和 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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