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竹中機械製作所では、精密加工の一環としてレーザー刻印機とNC旋盤を活用した高精度バランス加工を行っています。これにより、製品への刻印とバランス取りを一貫して行うことが可能となり、品質と作業効率の両立を実現しています。
【レーザー刻印機による多様な対応】
竹中機械製作所が保有するレーザー刻印機(天策激光 TC-YLP-20Z)は、160×160mmの加工範囲を持ち、平面だけでなく円筒形状のワークにも対応可能です。これにより、自動車部品や機械部品などの丸物への直接マーキングが可能となり、製品管理やトレーサビリティの向上に貢献します。
【高精度バランス加工への活用】
刻印は見た目だけでなく、回転体部品などのバランスにも影響を及ぼす可能性があります。竹中機械製作所では、NC旋盤(DMGMORI、森精機、滝澤鉄工所などの最新設備)を活用し、刻印による微細な質量変化を考慮したバランス加工を行っています。これにより、回転精度が求められるシャフトやフライホイール、遠心分離機部品などでも高い安定性が確保できます。
【一貫加工による品質と効率の両立】
マシニングセンター、NC旋盤、ワイヤーカット放電加工機、研削盤など各種加工機とレーザー刻印機を組み合わせることで、設計から製品完成まで社内一貫で対応可能です。これにより、加工途中での品質確認や測定(真円度測定器、輪郭形状測定器、三次元測定器等)を実施し、バランス精度を保持したまま刻印処理が行われます。
【主な加工実績】
・SCM420H材 円筒加工(外形公差0.001mm対応)
・S45C材 フランジ加工(同心度・直角度0.01mm対応)
・A6061-T6材 リング加工(同心度・平行度0.05mm対応)
これらの実績は、刻印後のバランスへの影響を最小限に抑えた加工の成果といえます。
【設備環境と測定機器】
・レーザー刻印機(TC-YLP-20Z)
・NC旋盤(DMGMORI、森精機、滝澤鉄工所 各種)
・三次元測定器(東京精密、キーエンス)
・真円度・輪郭形状測定器(東京精密)
・面粗さ測定器(東京精密)
これらの設備群により、設計意図通りの形状再現とバランス精度を確保しつつ、刻印も正確に施すことができます。
【バランス精度の重要性】
回転体部品では、刻印位置や深さが回転バランスに影響を与えるため、NC旋盤によるバランス調整加工が不可欠です。竹中機械製作所では、この工程を厳密に管理することで、高速回転時の振動や異音の発生を防止し、製品の信頼性を高めています。
【まとめ】
竹中機械製作所では、レーザー刻印と高精度バランス加工を組み合わせることで、製品の機能性と外観品質の両立を実現しています。製品のトレーサビリティ確保やデザイン性向上に加え、回転体としての性能維持にも配慮した加工を行うことで、多様な業界ニーズに対応しています。
【お問い合わせ先】
株式会社竹中機械製作所
〒262-0013 千葉県千葉市花見川区こてはし町1669-4
TEL:043-259-2609
FAX:043-250-2074
メール:eigyou@takenaka-kikai.com
URL:http://www.takenaka-kikai.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 竹中機械製作所 (たけなかきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 5530 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 千葉市花見川区 |
| 電話番号 | 043-259-2609 | FAX番号 | 043-250-2074 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 38人 | 担当者 | 高橋秀和 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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