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検査治具は、部品ごとに製作することが一般的です。同じような形状や測定条件の部品では、「1つの検査治具で兼用できないか」と考えることがあります。
部品ごとに検査治具を用意すると、治具の数が増えます。保管棚も増え、管理番号も増えます。必要な検査治具を探す手間がかかることもあります。
こうした課題に対する方法の一つが共用検具です。1つの検査治具で2つの部品を測定できるよう設計する検具です。すべての部品を共用化できるわけではありません。部品ごとの条件を確認し、共用できるかを判断します。
この記事では、検査治具を2つの部品で兼用できるケースや、共用検具の設計で確認するポイントを紹介します。
【技術・製品概要】
共用検具は、1つの検具で2つの部品を測定できるよう設計した検具です。部品ごとに別々の検査治具を製作する方法とは異なり、共通する基準面や測定項目を活用した構造を採用します。
部品形状だけでは共用できるか判断できません。基準面、測定箇所、位置決め方法、必要な精度を確認します。設計条件を整理したうえで、共用検具として成立するかを判断します。
梅村技研では、1つの検査治具で2つの部品を測定する共用検具の製作に対応しています。図面や3Dデータを確認し、用途や測定条件に合わせて設計・製作を進めています。
【特長・技術ポイント】
〈共用検具が向いているケース〉
形状が近い部品や、基準面、測定項目を共通化できる部品では、共用検具を検討できる場合があります。位置決め方法や固定方法も確認します。
図面や3Dデータを確認します。共用できる条件を整理します。用途に合わせた構造を設計します。
〈共用が難しいケース〉
基準面が異なる部品や、測定箇所が大きく変わる部品では、共用が難しい場合があります。必要な精度や固定方法が異なる場合も、個別の検査治具が適しています。
無理に共用化すると測定しにくくなることがあります。精度を確保できない場合は、部品ごとに検査治具を分ける方法を検討します。
〈治具の数を見直せる〉
共用検具を採用できる場合は、管理する治具の数を減らせます。保管棚を減らせる場合もあります。
治具を探す時間や管理する項目も少なくなります。保管スペースを見直したい場合にも検討できます。
〈現場で使いやすい構造を設計する〉
共用検具は、部品を入れ替えて使用することを前提に設計します。位置決め方法や固定方法を確認します。
作業手順も確認します。部品を間違えてセットしにくい構造も検討します。測定精度だけでなく、扱いやすさも設計条件になります。
〈設計から製作まで一貫して対応〉
共用検具は、設計、加工、組付け、仕上げ、検査までを見据えて製作します。設計段階で確認した内容を各工程へ反映します。
梅村技研では、CAD/CAMによる設計からNC加工、組付け、仕上げ、検査、納品まで対応しています。共用検具も用途や測定条件を確認しながら製作しています。
【活用例】
〈左右部品を共通の検具で測定したい場合〉
左右で形状や測定条件が近い部品では、1つの検具で測定できる場合があります。共用できる条件を確認し、構造を設計します。
〈仕様違いの部品を兼用したい場合〉
基本形状が共通する部品では、測定条件を確認します。共用できるかを判断し、検具の構造を検討します。
〈保管棚を減らしたい場合〉
検査治具の数が増えると、保管場所の確保が課題になります。共用検具を採用できる場合は、保管棚や管理する治具を減らせる可能性があります。
【判断軸・導入メリット】
〈依頼前に整理しておきたい情報〉
共用検具を相談する際は、次の内容を整理しておくと検討を進めやすくなります。
・共用したい部品の図面や3Dデータ
・部品ごとの用途
・基準面
・測定したい箇所
・位置決め方法
・必要な精度
・部品の形状差
・使用環境
・作業手順
・数量
・希望納期
これらの情報が分かると、共用検具として成立するか判断しやすくなります。図面や仕様がすべてそろっていない場合も、現在ある資料をもとに検討できます。
★まとめ★
検査治具は、条件が合えば2つの部品で兼用できる場合があります。共用検具を採用できれば、治具の数を減らせます。保管棚を減らせる場合もあります。管理する検具も少なくなります。
共用できるかどうかは、部品形状だけでは判断できません。基準面、測定箇所、位置決め方法、必要な精度を確認します。その内容をもとに構造を設計します。
梅村技研では、1つの検査治具で2つの部品を測定する共用検具の製作に対応しています。図面や3Dデータを確認し、用途や測定条件に合わせた検査治具を設計・製作しています。
【お問い合わせ】
株式会社梅村技研(うめむらぎけん)
〒455-0876 愛知県名古屋市港区福屋2丁目1番地
ホームページ:https://www.umemura.co.jp
担当:草野(くさの)まで
TEL:052-303-0405
| 会社名 |
株式会社 梅村技研 (うめむらぎけん) |
エミダス会員番号 | 5255 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市港区 |
| 電話番号 | 052-303-0405 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 35人 | 担当者 | 草野 達哉 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 測定機械 | ||
| 主要取引先 |
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