自動車(試作)
製造業の品質管理において、検具は重要な役割を持つ設備です。
しかし検具は単に製作すれば良いものではなく、設計段階で品質が決まると言われています。
検具設計が不適切な場合、
・測定値が安定しない
・作業者によって結果が変わる
・不良判定が正しくできない
といった問題が発生する可能性があります。
本記事では、検具設計の基本と品質保証の観点から重要なポイントを解説します。
【検具設計とは何か】
検具設計とは、製品の寸法や位置を正確に測定するための治具構造を設計することです。
設計では主に次の要素を検討します。
・基準面の設定
・製品の固定方法
・検具の剛性
・作業性
これらを適切に設計することで、測定の信頼性を高めることができます。
下記にて各項目ごとの説明をさせていただきます。
①基準面・基準穴の設定
基準が曖昧な場合、
・測定のたびに位置が変わる
・測定結果が安定しない
といった問題が発生します。
そのため検具では、製品図面の基準と一致する位置で固定できる構造が必要になります。
②製品固定方法の設計
製品をどのように固定するかも重要なポイントです。
例えば、
・クランプが強すぎる
・支持点が不適切
といった場合、製品が変形し、正しい寸法が測定できなくなります。
特に薄肉部品、樹脂部品、長尺部品などでは固定方法の設計が品質に大きく影響します。
③検具の剛性と耐久性
量産ラインで使用する検具は、繰り返し使用されます。
そのため摩耗対策、剛性確保、部品交換構造などを考慮する必要があります。
耐久性を考慮した設計を行うことで、長期間安定した検査が可能になります。
④作業性(ポカヨケ設計)
検具は現場作業者が使用するため、操作性も重要です。
例えば、
・製品のセット方向が一方向しかない
・誤セットできない構造
・測定箇所が分かりやすい
といったポカヨケ設計を行うことで、作業者による測定ミスを防ぐことができます。
●検具設計と三次元測定の関係
検具設計では、三次元測定機などの測定方法との使い分けも重要です。
例えば、
・初品検査 → 三次元測定
・量産検査 → 検具
といった運用が一般的です。
このように測定方法を組み合わせることで、品質保証と検査効率を両立できます。
★まとめ★
検具設計は、量産品質を安定させるための重要な工程です。
適切な検具設計を行うことで
・測定精度の安定
・検査効率の向上
・不良流出防止
といった効果が得られます。
そのため検具は、製品形状や測定方法、使用環境を考慮して設計することが重要です。
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株式会社梅村技研(うめむらぎけん)
〒455-0876 愛知県名古屋市港区福屋2丁目1番地
ホームページ:https://www.umemura.co.jp
担当:草野(くさの)まで
TEL:052-303-0405
お気軽にご相談・お問い合わせください。
お困りごとがありましたら、ぜひ一度ご連絡ください。
| 会社名 |
株式会社 梅村技研 (うめむらぎけん) |
エミダス会員番号 | 5255 |
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| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市港区 |
| 電話番号 | 052-303-0405 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 35人 | 担当者 | 草野 達哉 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 測定機械 | ||
| 主要取引先 |
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