その他
MRSコーティング
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■ テフロン™フッ素樹脂を上回る離型性
■ MRS(モールドリリースシリコーン)コーティングシリーズ
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粘着物が付着しないこと。
それは、製造現場における生産性・品質・安全性を左右する重要な要素です。
これまで離型用途の代表格といえば、
テフロン™フッ素樹脂コーティングが広く使われてきました。
一方で近年、
「ベタつきが強い粘着物では離型力が足りない」
「高温焼成による母材ダメージが気になる」
「膜厚による寸法変化や切れ味低下が課題」
といった声も多く聞かれます。
こうした現場課題に対し、
離型性そのものを見直すという視点から開発されたのが、
MRS(モールドリリースシリコーン)コーティングシリーズです。
本記事では、
・なぜシリコーンは離型性に優れるのか
・なぜMRSはテフロン™フッ素樹脂を超えるのか
・生産現場で“使える”理由とは何か
を技術的に解説していきます。
/// I N D E X /////////////////////////
1.シリコーンが離型性に優れる理由
~離型メカニズムの本質~
2.MRSコーティングの特長
~生産現場が求める性能とは~
3.主な用途と採用事例
4.性能を比較で確認する
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◆ 1.シリコーンが離型性に優れる理由
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シリコーンコーティングが離型用途で用いられる最大の理由は、
表面張力が非常に低いという材料特性にあります。
表面張力が低い材料は、
他の物質となじみにくく、付着しにくい性質を持ちます。
このため、
・水に対しては撥水性
・粘着物に対しては離型性
を示します。
この点だけを見ると、
テフロン™フッ素樹脂とシリコーンは非常によく似た材料です。
どちらも「くっつきにくい」材料として知られています。
では、なぜ
MRSコーティングはテフロン™フッ素樹脂を上回る離型性
を発揮するのでしょうか。
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● 離型性能を分ける「メカニズムの違い」
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最大の違いは、
離型が起こる仕組みそのものにあります。
テフロン™フッ素樹脂は、
表面張力が低いことで「接触しにくい」状態を作りますが、
表面から成分が移動することはありません。
一方、離型用途向けに設計されたシリコーンコーティングは、
ごく微量の**離型成分(オイル成分)**が
表面からにじみ出る特性を持っています。
このオイル成分が、
接触した相手材(粘着物)側へ移行することで、
粘着物そのものの付着力を低下させます。
つまりシリコーンは、
「自分がくっつきにくい」だけでなく、
**相手を“くっつきにくくする”**ことで離型性を発揮しているのです。
このメカニズムは、
餅とり粉に例えると理解しやすいかもしれません。
つきたての餅は非常に粘着性が高いですが、
手や台に粉をまぶすことで、
餅側にも粉が移り、扱いやすくなります。
シリコーンの離型は、
この「相手材に作用する」考え方に近いものです。
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● シリコーン離型の注意点
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なお、オイル成分が相手材に移行するという特性上、
後工程で
・印刷
・接着
・塗装
などがある場合、密着不良を引き起こす可能性があります。
そのため、
離型性能だけでなく、
使用環境・後工程を含めた設計判断が不可欠です。
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◆ 2.MRSコーティングの特長
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MRSコーティングシリーズは、
シリコーン特有の圧倒的な離型性をベースに、
従来のシリコーンコーティングでは両立が難しかった
以下の性能を高次元で実現しています。
■ 低温加工性(80℃以下対応)
■ 高い耐溶剤性
■ 高耐熱性
■ 高硬度塗膜
これにより、
「離型できるが、現場では使いづらい」
という従来のシリコーンのイメージを大きく覆しています。
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● 刃物用途で見える“使い勝手の差”
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粘着物をカットする刃物を例に考えてみます。
テフロン™フッ素樹脂コーティングの場合、
・焼成温度が約400℃と高く、刃物の硬度低下リスクがある
・膜厚により刃先が丸まり、切れ味が低下する
・後処理として刃出し加工が必要になる場合がある
といった課題が発生することがあります。
一方、MRSコーティング(例:MRS-014)では、
・加工温度は約200℃
・膜厚は1~2μmと極薄
・塗膜硬度は9H
・表面が平滑で清掃性に優れる
といった特長により、
刃物本来の性能を損なわずに離型性を付与することが可能です。
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◆ 3.主な用途と採用事例
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MRSコーティングは、
特に以下のような用途で採用が進んでいます。
● 粘着テープ・接着剤の付着防止
● ゴム・樹脂成形品の離型
● 打ち抜き刃・カッター刃の非粘着化
● バキュームノズル内面の付着防止
具体的な採用事例として、
・ゴム製品打ち抜き刃の付着対策
https://www.y-skt.co.jp/archives/470
・包装フィルム用カッター刃への接着剤付着防止
https://www.y-skt.co.jp/archives/120
・バキュームノズル内面へのゴム成形品バリ付着防止
https://www.y-skt.co.jp/archives/522
などがあります。
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◆ 4.比較動画で確認するMRSの実力
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MRSコーティングの性能は、
動画による比較でも確認できます。
■ テフロン™フッ素樹脂との離型性比較
https://www.youtube.com/watch?v=j0Le76XY03U&t
■ 従来シリコーンとの耐溶剤性比較
https://www.youtube.com/watch?v=cXFvXVlXVfU&t
文章だけでは伝わりにくい違いを、
視覚的に確認できる内容となっています。
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■ まとめ
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MRS(モールドリリースシリコーン)コーティングシリーズは、
単なる「くっつかないコーティング」ではありません。
・離型メカニズムに基づく圧倒的な非粘着性
・低温加工・薄膜・高硬度による現場適性
・テフロン™フッ素樹脂では対応しきれない粘着課題への対応
これらを兼ね備えた、
実用重視の離型コーティングです。
粘着トラブルに悩まれている場合、
離型材料そのものを見直すことが、
解決への近道になるかもしれません。
最後に、MRSコーティングを体感していただける体感キットのご紹介をいたします。
下記リンクよりお申込頂いた方に、サンプルと製品案内を無料で送付させていただきます。
また、お手元にサンプルをお持ちでない方はこの機会にぜひお申込ください。
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株式会社吉田SKT 本社
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TEL:052-524-5211(代表)/FAX:052-524-5287
公式HP:https://www.y-skt.co.jp/
お問い合わせ:https://www.y-skt.co.jp/contact.html
【吉田SKTの特徴】
吉田SKTでは、お客様の多種多様な基材に対応し、
数百種類という材料からコーティングや表面処理をご提案。
お客様が選定できる幅が広がります。
「粘着物の付着を抑える」「すべりをよくする」といった
機能の付加はもちろん、「精度が必要」「耐熱性が必要」など
お客様ごとに異なるニーズや環境にきめ細かく対応することで、
確かな効果を実現。
現場で試せるテストピースもご提供しながらサポートします。
【国内拠点のご案内】
〇名古屋事業所:名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地
〇東京事業所:東京都荒川区町屋五丁目4番6号
〇山口事業所:山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45
〇横浜営業所:横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号
〇大阪営業所:大阪市城東区成育四丁目9番14号
〇広島営業所:広島県東広島市西条町下見4343番地10
| 会社名 |
株式会社 吉田SKT (よしだえすけいてぃー) |
エミダス会員番号 | 49279 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市西区 |
| 電話番号 | 052-524-5211 | FAX番号 | 052-524-5287 |
| 資本金 | 5,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 200人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
| 主要取引先 |
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