その他

バイコート

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　1.　進化し続けるバイコート®
　　　～スーパーバイコート®（離型性向上）～
　2.　バイコート®の進化とスーパーバイコート®の誕生
　3.　スーパーバイコート®の採用事例
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1.　進化し続けるバイコート®

吉田SKTの独自コーティングであるバイコート®は
、実に25年以上の歴史と実績を誇ります。
バイコート®は、高硬度・耐摩耗性・離型性・滑り性という
機能を達成した表面処理です。
また加工寸法精度が優れているため、ミクロン単位の寸法が
要求される精密金型にも採用されて、確かな離型性を期待されます。

バイコート®と通常のフッ素樹脂コーティングとの比較では、大きな違いとして
・高硬度で傷がつきにくい
・高い寸法安定性
にあります。

実際に、バイコート®を加工した表面は、ヘラなどで清掃してもほとんど傷がつきません。

これらの大きな特徴を持つバイコート®は今でも更なる進化を遂げています。

　～スーパーバイコート®～

先ほどご紹介したバイコート®の特徴を失うことなく、
さらに離型性を向上させた表面処理が「スーパーバイコート®」です。

スーパーバイコート®は、通常のバイコートではくっついてしまうような、
溶融樹脂やゴム製品の成形金型の離型にも採用いただいております。


2.　バイコート®の進化とスーパーバイコート®の誕生

なぜバイコート®は25年以上経った今でも、このような進化を続けているのでしょうか？
バイコート®が実際の現場で採用されるようになった25年前から、
使用される環境や製品の品質、素材には大きな変化があります。

例えば樹脂成形の現場では･･･

ドロドロに溶かしたPP樹脂の張り付きに困っている金型に
バイコート®を使用したにも関わらず、うまく離型できないことがありました。
溶融した状態の樹脂は、特にくっつきやすく、フッ素樹脂コーティングや
バイコート®の処理をしてもくっついてしまうことがあります。

これを解決するため、2012年に誕生したのが「スーパーバイコート®」です。

このように、「スーパーバイコート®」は
通常のバイコート®の採用ではご満足いただくことができない、
そんなお客様のニーズから研究開発を進めて誕生しました。


3.　スーパーバイコート®採用事例

「スーパーバイコート®」はよりくっつきやすいものの離型に対して特に効果を発揮します。

樹脂の種類を変えたらくっつくようになってしまった・・・
生産効率を向上させるために成形温度を上げたらくっつくようになってしまった・・・

など、通常のバイコート®やフッ素樹脂コーティングでは
ご満足いただけない部分へのアプローチとしてぜひご検討、ご相談ください。

最後にスーパーバイコート®の具体的な採用事例を一つご紹介します。
下記リンクからご覧ください。

【事例】ペットボトルのブロー成形で使われる金型内面への離型コーティング
➡ https://www.y-skt.co.jp/archives/118

表面処理、コーティングをご検討の際はぜひお問い合わせください。

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【吉田SKTの特徴】
吉田SKTでは、お客様の多種多様な基材に対応し、
数百種類という材料からコーティングや表面処理をご提案。
お客様が選定できる幅が広がります。

「粘着物の付着を抑える」「すべりをよくする」といった
機能の付加はもちろん、「精度が必要」「耐熱性が必要」など
お客様ごとに異なるニーズや環境にきめ細かく対応することで、
確かな効果を実現。
現場で試せるテストピースもご提供しながらサポートします。

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