その他
バイコート
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1. こんなことありませんか?
~メッキ処理とフッ素樹脂コーティングの弱点~
2. ここがすごい!BICOAT®とは
3. BICOAT®シリーズ紹介
~ニーズや環境に合わせた豊富なバリエーション~
4. BICOAT®の主な用途、採用事例
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1. こんなことありませんか?
~メッキ処理とフッ素樹脂コーティングの弱点~
メッキ処理は、基材の防錆や表面硬度UPなどを目的として
工業用途では金型や治工具、部品などに採用されています。
一方でメッキ処理には離型性、滑り性といった部分で弱点があります。
実際に樹脂成形金型にメッキ処理をしたお客様の中には、
メッキの離型性が十分でないために、樹脂が金型にくっつくことで
製品不良が発生してしまい、離型剤を併用しなければならず
手間がかかっている、という事例もあります。
その場合、解決手段として
離型性や滑り性に優れるフッ素樹脂コーティングを検討されることが多いのですが、
フッ素樹脂コーティングは塗膜硬度が柔らかいため耐摩耗性の部分で不安視されます。
また塗膜の膜厚も通常20~50μm程度の膜厚範囲が生じるため
精密金型には向かないといった弱点があります。
メッキ処理とフッ素樹脂コーティング、
それぞれの強みが備わったコーティングがあればいいのに・・・
そんなお客様のお困りごとから開発されたのが
BICOAT®です。
2. ここがすごい!BICOAT®とは
BICOAT®は、bicomponent coating(二種類の表面処理)の略で、
・無機材料の表面処理技術
・有機材料の表面処理技術
を組み合わせることで
高硬度・耐摩耗性・離型性・滑り性という機能を達成した表面処理です。
また加工寸法精度が優れているため、ミクロン単位の寸法が要求される
精密金型にも採用可能で、確かな離型性を付与します。
BICOAT®と通常のフッ素樹脂コーティングとを比較すると、大きな違いは
・高硬度で傷がつきにくい
・高い寸法安定性
にあります。
BICOAT®を加工した表面は、カッターナイフで強くこすってもほとんど傷がつきません。
▼実際の実験動画はこちらから▼
https://www.youtube.com/watch?v=aa9T2QAONYM
3. BICOAT®シリーズ紹介
~ニーズや環境に合わせた豊富なバリエーション~
BICOAT®は、無機系・有機系表面処理の組み合わせにより
多くの加工バリエーションがあります。
ここでは代表的なシリーズ・加工品番をご紹介します。
<代表的な加工品番>
NYKシリーズ ニッケル系
NYFシリーズ ニッケル系
NYOシリーズ クロム系
NOOシリーズ クロム系
TYSシリーズ 化成被膜系
など
上記以外にも組み合わせ次第で様々な加工バリエーションがあります。
お客様のニーズやご使用環境に合わせてカスタマイズ可能です。
ただし、加工対象の基材によっては相性が良くない場合がありますので、
まずはご相談ください。
▼お問い合わせフォームはこちら▼
https://www.y-skt.co.jp/contact.html
▼BICOAT®の製品詳細はこちらをご確認ください▼
https://www.y-skt.co.jp/products-bicoat.html
4. BICOAT®の主な用途、採用事例
BICOAT®は、無機系・有機系処理それぞれの長所を活かすことで
耐摩耗性や高硬度、寸法精度が要求されるハードな環境下でも
離型性・滑り性を発揮することができます。
このことから、
・ゴムの射出成形金型
・寸法精度を必要とする金型の離型
・耐摩耗と滑り性を必要とする部品
などの用途があります。
例えば、
ゴムの射出成形金型の離型性を向上させる場合、
コーティングには、離型性に加えて成形時の熱や圧力に耐えられる
耐熱性と耐久性が必要になります。
食品や医薬品の包装機では、品質管理や食品ロスの点から
包装フィルム素材が日々進化して、滑りにくい素材や
傷のつきやすい素材が使われることもしばしばです。
このような場合、フィルム搬送のガイド部品に滑り性が必要になりますが、
食品や医薬品業界は異物混入に対して非常に気を遣われる分野です。
包装機部品では、滑り性向上のためフッ素樹脂コーティングが
採用されることがありますが、常に高速でフィルムが通過するため、
コーティングの摩耗粉や剥がれにより異物混入のリスクがあります。
そのため耐摩耗性と滑り性に優れたコーティングが必要とされます。
BICOAT®は、ご紹介したような過酷な環境や使用条件に最適なコーティングです。
BICOAT®のバリエーションは非常に多く、
効果を最大限に発揮するためには、
お客様へのきめ細かいヒアリングや専門的な知識が必要です。
吉田SKTはお客様一人一人のご要望を最適なかたちで実現するため
対面やWebでの打ち合わせを経て、コーティングのご提案をさせていただきます。
メッキ処理でうまくいかないことやフッ素樹脂コーティングでの
お困りごとなど、なんでもご相談ください。
▼お問い合わせフォームはこちら▼
https://www.y-skt.co.jp/contact.html
その他BICOAT®の採用事例はホームページでご紹介しております。
ぜひ下記リンクもご覧ください。
【事例】樹脂の成形工程でイジェクタピンでの脱型トラブルを改善
➡ https://www.y-skt.co.jp/archives/632
【事例】バイコート®でピロー包装機のヒートシーラーへの付着防止
➡ https://www.y-skt.co.jp/archives/487
【事例】加飾シート転写時の金型への貼りつきを解消
➡ https://www.y-skt.co.jp/archives/102
【事例】搬送治具のすべりを良くし、カメラセンサー視認性も確保
➡ https://www.y-skt.co.jp/archives/89
今回ご紹介しましたBICOAT®を実際に体感されたいお客様に、
体感キット(サンプル帳)を無料進呈させていただきます。
専用のサイトからお申込みください。
弊社、名古屋事業所より発送させていただきます。
➡ https://www.y-skt.co.jp/entry-damageless.html
▼吉田SKTへのお問い合わせはこちら▼
https://www.y-skt.co.jp/contact.html
※バイコート🄬は株式会社吉田SKTの登録商標です。
株式会社吉田SKT 本社
名古屋市西区花の木1-12-20
TEL:052-524-5211(代表)/FAX:052-524-5287
公式HP:https://www.y-skt.co.jp/
お問い合わせ:https://www.y-skt.co.jp/contact.html
【吉田SKTの特徴】
吉田SKTでは、お客様の多種多様な基材に対応し、
数百種類という材料からコーティングや表面処理をご提案。
お客様が選定できる幅が広がります。
「粘着物の付着を抑える」「すべりをよくする」といった
機能の付加はもちろん、「精度が必要」「耐熱性が必要」など
お客様ごとに異なるニーズや環境にきめ細かく対応することで、
確かな効果を実現。
現場で試せるテストピースもご提供しながらサポートします。
【国内拠点のご案内】
〇名古屋事業所:名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地
〇東京事業所:東京都荒川区町屋五丁目4番6号
〇山口事業所:山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45
〇横浜営業所:横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号
〇大阪営業所:大阪市城東区成育四丁目9番14号
〇広島営業所:広島県東広島市西条町下見4343番地10
会社名 |
株式会社 吉田SKT (よしだえすけいてぃー) |
エミダス会員番号 | 49279 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市西区 |
電話番号 | 052-524-5211 | FAX番号 | 052-524-5287 |
資本金 | 5,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 170人 | 担当者 | |
産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
主要取引先 |
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