受託サービス
CHC-1311
■表面処理のご相談■
カートリッジフィルターを生産するお客様では、製品を溶着する熱溶着板への樹脂の付着が問題となっていました。カートリッジフィルターは、ポリプロピレン製の容器にフィルターを入れた後、蓋を熱溶着することで製品となりますが、PP樹脂の熱融着は高温で溶着の温度や圧力によって、糸ひきや、溶着治具への付着があり、製品の気密性や美観や生産効率に悪影響を及ぼします。
そのため、熱溶着板には優れた離型性に加えて耐熱性や、熱耐久性が必要でした。
■コーティング選定の背景■
試作の際、通常のフッ素樹脂コーティングに加えて、接触面積低減フッ素樹脂コーティングTP-855をご提案。今回は比較的圧力の低い溶着工程でしたので、凹凸で表面形状が調整できる接触面積フッ素樹脂コーティングで離型性が向上。糸ひきや付着が起きにくくなりました。また、TP-855の離型効果だけでなく、比較的長寿命に使用できていました。
■採用されたコーティング■
「CHC-1311」
▼採用されたコーティングの詳細はこちら
https://www.y-skt.co.jp/magazine/product/chc/
■コーティングの経緯と効果■
しかし、離型効果の寿命を延ばすため、熱時硬度の高いCHCシリーズと接触面積低減フッ素樹脂コーティングTPシリーズのハイブリッドができないか検討しておりました。さらなる高寿命を期待して弊社より熱時硬度と接触面積低減を両立したCHC-1311をご提案。現在は摩耗による金属露出はなくご使用いただいております。生産は問題なく継続できるようになりましたが、定期的な清掃が必要なため、さらに清掃頻度を減らせる新たなコーティングを現在も継続開発中です。
▼溶着・融着工程を改善する表面処理事例一覧はこちら▼
https://www.y-skt.co.jp/pickup-equipment6.html
今回ご紹介した表面処理の他にも数多くの表面処理をご用意しております。
吉田SKTの表面処理一覧はこちらをご覧ください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/products.html
ご紹介の表面処理の詳細は吉田SKTまでお問い合わせください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/contact.html
株式会社吉田SKT 本社
名古屋市西区花の木1-12-20
TEL:052-524-5211(代表)/FAX:052-524-5287
公式HP:https://www.y-skt.co.jp/
お問い合わせ:https://www.y-skt.co.jp/contact.html
【吉田SKTの特徴】
吉田SKTでは、お客様の多種多様な基材に対応し、
数百種類という材料からコーティングや表面処理をご提案。
お客様が選定できる幅が広がります。
「粘着物の付着を抑える」「すべりをよくする」といった
機能の付加はもちろん、「精度が必要」「耐熱性が必要」など
お客様ごとに異なるニーズや環境にきめ細かく対応することで、
確かな効果を実現。
現場で試せるテストピースもご提供しながらサポートします。
【国内拠点のご案内】
〇名古屋事業所:名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地
〇東京事業所:東京都荒川区町屋五丁目4番6号
〇山口事業所:山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45
〇横浜営業所:横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号
〇大阪営業所:大阪市城東区成育四丁目9番14号
〇広島営業所:広島県東広島市西条町下見4343番地10
会社名 |
株式会社 吉田SKT (よしだえすけいてぃー) |
エミダス会員番号 | 49279 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市西区 |
電話番号 | 052-524-5211 | FAX番号 | 052-524-5287 |
資本金 | 5,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 170人 | 担当者 | |
産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
主要取引先 |
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