受託サービス
CHC-1111CR|吉田SKT
熱溶着による樹脂の糸ひきを防止し、寿命も長くできるコーティングの
採用事例をご紹介します。
■背景■
バッテリーのケースなどに使用されるPP(ポリプロピレン)製の樹脂容器を
製造するお客様では、様々なサイズの容器に対応するために、分割した形
状の成形材を真ん中で溶着することでさまざまなサイズの容器を生産する
工程がありました。
■お悩み■
樹脂は250℃ほどの高温で溶かされて溶着されるため、溶着板には溶けた
樹脂が付着する問題があり、対策としてフッ素樹脂コーティング(PTFEコー
ティング)が施工されていました。
また、250℃程度に温められた溶着板をPP樹脂に押し付けて使用するため、
PTFEコーティングが剥がれてしまいます。
よく観察すると、コーティングに傷がついて、溶けた樹脂がコーティング内部
に侵入。コーティングがふくれて使えなくなるトラブルも発生していました。
■採用コーティング■
「CHC-1111CR」
採用コーティングの詳細はこちらをご確認ください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/magazine/product/chc/
■採用の経緯と効果■
PTFEはフッ素樹脂の中でも耐熱性が高く、熱をかけた際に柔らかくなりにくい
特長があります。
しかし、今回の環境ではすぐに使用できなくなるケースもあるため、加熱時の
膜硬度と非粘着性を両立した「CHC-1111CR」をご提案。
テストではPTFEでおこる、傷付きやふくれの問題が生じることなくご採用いた
だきました。また、PPの付着防止性能もフッ素樹脂コーティング(PTFEコーテ
ィング)と変わらずお使いいただいております。
関連リンク:
▼溶着・融着工程を改善する表面処理事例一覧はこちら▼
➡ https://www.y-skt.co.jp/pickup-equipment6.html
今回ご紹介した表面処理の他にも数多くの表面処理をご用意しております。
吉田SKTの表面処理一覧はこちらをご覧ください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/products.html
ご紹介の表面処理の詳細は吉田SKTまでお問い合わせください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/contact.html
株式会社吉田SKT 本社
名古屋市西区花の木1-12-20
TEL:052-524-5211(代表)/FAX:052-524-5287
公式HP:https://www.y-skt.co.jp/
お問い合わせ:https://www.y-skt.co.jp/contact.html
【吉田SKTの特徴】
吉田SKTでは、お客様の多種多様な基材に対応し、
数百種類という材料からコーティングや表面処理をご提案。
お客様が選定できる幅が広がります。
「粘着物の付着を抑える」「すべりをよくする」といった
機能の付加はもちろん、「精度が必要」「耐熱性が必要」など
お客様ごとに異なるニーズや環境にきめ細かく対応することで、
確かな効果を実現。
現場で試せるテストピースもご提供しながらサポートします。
【国内拠点のご案内】
〇名古屋事業所:名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地
〇東京事業所:東京都荒川区町屋五丁目4番6号
〇山口事業所:山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45
〇横浜営業所:横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号
〇大阪営業所:大阪市城東区成育四丁目9番14号
〇広島営業所:広島県東広島市西条町下見4343番地10
会社名 |
株式会社 吉田SKT (よしだえすけいてぃー) |
エミダス会員番号 | 49279 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市西区 |
電話番号 | 052-524-5211 | FAX番号 | 052-524-5287 |
資本金 | 5,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 170人 | 担当者 | |
産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
主要取引先 |
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