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CHC(セラミックハードコート)
樹脂製品の製造工程では、熱で樹脂を溶かすことで融着し、封止や成型を
する方法があります。熱融着するヒータープレートや融着板では溶けた樹脂
の糸引きや付着が生産効率や不良率に影響を与えます。
こちらでは、表面処理による解決事例をご紹介します。
■お悩み■
自動車などに使用されるバッテリー(鉛蓄電池)は、樹脂製のボックスの中
に電極などを詰めた後に、容器と蓋を融着して封止します。融着に使用す
る熱板はアルミ製で230℃ほどに加熱して使用しますが、アルミのままでは、
溶けた樹脂が付着して使用できないため、表面にフッ素樹脂(PTFE)コー
ティングを行っていました。
■背景■
200℃以上の温度で一日に数千ショットも生産を行うラインでは、融着板の
コーティングを1週間程度で再加工する必要があります。コーティングを再
加工するには、設備から取り外すなどの段取り替えが必要で生産効率の
低下につながっていました。また、コーティングを再加工する際に金型への
ダメージもあります。
■採用されたコーティング■
CHC(セラミックハードコート)「CHC-1111CR」
▼コーティングの詳細はこちら▼
https://www.y-skt.co.jp/magazine/product/chc/
■採用の経緯と効果■
そこで、フッ素樹脂樹脂コーティングと同等の離型性と加熱時の膜の硬度
が高く、膜のはがれや摩耗に強いコーティングとして、「CHC-1111CR」をご
提案。実際のラインでテストを行ったところ、樹脂の糸引きもなく、塗膜のはが
れもなく、数万ショット使用することができました。結果的に従来のPTFEコー
ティングの3倍の寿命を実現しました。
▼溶着・融着工程を改善する表面処理事例一覧はこちら▼
https://www.y-skt.co.jp/pickup-equipment6.html
今回ご紹介した表面処理の他にも数多くの表面処理をご用意しております。
吉田SKTの表面処理一覧はこちらをご覧ください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/products.html
ご紹介の表面処理の詳細は吉田SKTまでお問い合わせください。
➡ https://www.y-skt.co.jp/contact.html
株式会社吉田SKT 本社
名古屋市西区花の木1-12-20
TEL:052-524-5211(代表)/FAX:052-524-5287
公式HP:https://www.y-skt.co.jp/
お問い合わせ:https://www.y-skt.co.jp/contact.html
【吉田SKTの特徴】
吉田SKTでは、お客様の多種多様な基材に対応し、
数百種類という材料からコーティングや表面処理をご提案。
お客様が選定できる幅が広がります。
「粘着物の付着を抑える」「すべりをよくする」といった
機能の付加はもちろん、「精度が必要」「耐熱性が必要」など
お客様ごとに異なるニーズや環境にきめ細かく対応することで、
確かな効果を実現。
現場で試せるテストピースもご提供しながらサポートします。
【国内拠点のご案内】
〇名古屋事業所:名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地
〇東京事業所:東京都荒川区町屋五丁目4番6号
〇山口事業所:山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45
〇横浜営業所:横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号
〇大阪営業所:大阪市城東区成育四丁目9番14号
〇広島営業所:広島県東広島市西条町下見4343番地10
会社名 |
株式会社 吉田SKT (よしだえすけいてぃー) |
エミダス会員番号 | 49279 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市西区 |
電話番号 | 052-524-5211 | FAX番号 | 052-524-5287 |
資本金 | 5,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 170人 | 担当者 | |
産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
主要取引先 |
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