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日本経済新聞 るつぼ切断機掲載
るつぼ加工時間を半分に メカテックが機械開発 2010/7/29 3:02
機械設備メーカーのメカテック(福島県喜多方市、笠間啓造社長)は、半導体や太陽電池の原料製造に必要な石英るつぼの生産を効率化する機械を開発した。るつぼの加工時間を半分程度に縮め、1時間あたり従来の倍の6個を加工できる。太陽電池などの市場拡大でるつぼの需要が今後も見込めるため、国内外の関連企業に売り込む。
石英るつぼは石英の粉を型に入れて回転させながら加熱・溶融し、おわん型にした後、端を切断して断面を磨く「面取り」をする必要がある。通常は切断機と面取り機の2つを使うが、開発機械は両方を全自動で手掛け加工時間を短縮した。
長さ5メートル、奥行き2.5メートル程度で、既存の機械に組み込んで使える。価格は1台1200万~2000万円。既に韓国のメーカーに1台納入したほか、ノルウェーの企業などからも引き合いがあるといい、年間で5台前後の受注を目指す。
同社は1979年設立。アルミ材やガラス管など各種部品・素材の切断機を中心に製造する。
最終更新日:2010-08-27
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