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培養検査容器は、細菌や細胞を培養し、研究や診断に欠かせない重要なアイテムです。この製品には透明性、硬さ、そして精密な寸法管理が求められます。ここで活躍するのが、GPPS(汎用ポリスチレン)樹脂です。その特徴を活かし、射出成形による精密加工で均一な品質を実現しました。試験の精度を左右する容器だからこそ、素材選びと加工方法には一切の妥協がありませんでした。
◇GPPSとは?
GPPS(General Purpose Polystyrene)はポリスチレン(PS)の一種で、透明性と硬さが特徴の合成プラスチックです。衝撃にはやや弱いものの、光学的透明性や化学的安定性に優れており、培養容器のような用途に最適です。特に、内容物を明確に観察する必要がある場合や、寸法精度が要求される製品で多用されています。
◇特徴
・透明性が高く、培養過程の観察が容易
・硬さと剛性に優れ、形状の維持が可能
・射出成形で精密かつ均一な製品仕上げ
・化学的に安定しており、試験液や薬品への影響が少ない
・医療や研究用途に適した安全性と品質
◇使用例
・細菌や細胞培養用のプレートやディッシュ
・試薬や液体サンプルの保存容器
・研究施設で使用する試験用具や実験器具
・臨床検査でのサンプル処理用容器
・透明性を求められる顕微鏡観察用容器
◇加工方法
培養検査容器の製造には射出成形技術を採用しています。まず、GPPSを高温で溶融し、金型に圧力をかけて注入することで、均一な厚みと高い精度の形状を作り出します。GPPSの硬さを活かし、成形品は耐久性と剛性に優れた仕上がりとなります。また、製品の透明度を最大限引き出すため、成形条件を細かく調整し、光学的にクリアな表面を実現しました。
◇取組み
GPPSを用いた培養検査容器の製造では、品質の均一性と高い透明性を確保することに注力しています。また、射出成形プロセスでの微細な誤差も許容せず、金型設計や製造環境の管理を徹底。さらに、医療・研究用途に対応するため、製造環境はクリーンルームで管理し、外部汚染を防止しました。廃棄時の環境負荷を軽減するリサイクル可能な素材としての利点も活かしています。
◇まとめ
GPPS製培養検査容器は、その透明性と硬さを活かして、研究や医療の現場で高い信頼を得ています。射出成形による高精度な製造で、使用者が安心して利用できる品質を保証。細菌培養や試薬管理など、厳しい要求を満たすために設計された容器です。ぜひ、お客様のニーズに合わせたカスタマイズや大量生産のご相談をお待ちしております!
◇PR
GPPS製培養検査容器は、透明性と硬さを活かした精密な射出成形製品です。研究や医療の現場で高品質なサポートを提供し、試験や検査の精度向上に貢献します。特注仕様にも対応可能ですので、お気軽にご相談ください!
◇会社概要
[本社]
〒939-2243 富山県富山市中大久保173-17
TEL 076-468-2233(代) FAX 076-468-2520
[東京営業所]
〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-5-5 近江屋ビル3F
TEL 0800-500-2233(フリーダイヤル)
E-mail:saipura@m8.dion.ne.jp
HP:https://www.saipla.co.jp/
会社名 |
株式会社 サイプラ (さいぷら) |
エミダス会員番号 | 49098 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 富山県 富山市 |
電話番号 | 076-468-2233 | FAX番号 | 076-468-2520 |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 35人 | 担当者 | 斉藤公彦 |
産業分類 | 医療機器 / 文房具雑貨 / レジャー用品 | ||
主要取引先 |
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