【放電加工】磨けないところも滑らかな面に加工（Rz4㎛）／深溝・突起形状

🟨深溝を磨きなしで加工
ヒートシンク用金型部品の製作依頼がありました。
画像は製作した部品と部品を縦に輪切りにしたものを載せています。


リブ幅は1.23mm。
ある程度の面粗度が必要ですが加工後の磨きは困難な形状です。
この難問に立ち向かうマシンは三菱電機のSV12PM。
高精度加工が得意な型彫り放電加工機です。


深溝加工は、電極のアクセスが難しく溝に加工カスの滞留も起こりやすくて難しいのですが、加工条件を工夫することで滑らかな表面粗さ（Rz4㎛）で仕上げることが出来ました。
同時にグラファイト電極を使用することで加工コストも抑えています。


😲電極の加工も難しかった！

▼電極の詳細はこちら
https://www.nc-net.or.jp/company/47883/product/detail/195214


リバン・イシカワでは、磨き加工が困難で且つ高い表面品質が求められる部品についても熟練のオペレーターが技術の限りを尽くして対応しています。
部品加工でお困りの際には、是非一度ご相談ください。



▼製品詳細
部品名：ヒートシンク用金型21枚リブ
業界：自動車のエンジン回り
材質：DH31（大同特殊鋼）-SKD61
硬度：HRC48-50
サイズ：32×34×39mm
加工深さ：最大24.08mm
加工時間：124時間16分
精度：±0.02mm


▼SV12PMの詳細はこちら
https://www.nc-net.or.jp/company/47883/product/detail/120907/



◆企業情報
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