【製品事例】金型投資なしで製作する丸い台形形状のFR曲げ加工

写真の形状は一見、プレス成形でしか作れないように見えますが、
プレスブレーキ(ベンダー）を使用したFR曲げ（送り曲げ加工）で製作が可能です。

単純なR形状もFR曲げで実現できますが、複数回の曲げとアテ面の変更を通じて、
このような複雑な丸い台形形状も作ることができます。
この方法の大きな利点は、専用の金型を作成する必要がなく、投資が不要である点です。
そのため、試作品や少量品、複雑な形状を作り出すのに非常に適しています。

FR曲げとは、一定のピッチで少しずつ鈍角曲げを任意のR寸法で加工する技術です。
ピッチを小さくするほど、Rは滑らかで美しい仕上がりになります。

弊社では、これまで培ったFR曲げのノウハウを活かし、材質・板厚・精度などの条件に合わせて製品ごとに最適なピッチを設定し、加工面の金型の曲げ傷を最小限に抑えるよう努めています。

◆製品情報
材質：SS400P（鉄）
板厚：ｔ=2.3㎜
数量：1～20個/月

板金加工で複雑な形状加工にお困りの方へ
今回の案件は、試作品や少量生産にも対応しています。どんなことでもご相談ください。
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株式会社大熊製作所
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