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【砂型鋳造とは】
基型(製品形状ぼ空間部)に溶融金属を流し込み、製品を作ることです。
立体(3D)形状に対し、分割せずに一体で作れるメリットがあり、板金、溶接仕上げに起こる部分的な応力や歪もなく、剛性のとれた製品に仕上げることが可能となります。
工程として、基型(製品形状そのもの)を作製しますが、用途、数量により製造プロセスが違ってきますので用途に合わせたプロセスを紹介します。
①薄肉で精密な寸法精度を要求し、数十㎜から数百㎜で数千個以上/ロットの数が多いものはダイカスト(高圧金型鋳造)による自動製造プロセスとなります。
②100㎜から600㎜程度で肉厚3㎜以上の数十個以上/ロットのものはグラビティ(低圧金型鋳造)によるプロセスとなります。
③50㎜から3000㎜くらいで、1個から数百個/ロットのものは砂型鋳造(重力鋳造)によるプロセスとなります。砂型には、ロストワックス(脱蝋式で割目がなく鋳肌も綺麗だが、金型費と造型費がかさむ)、石膏(面粗度が細かく金型並みの鋳肌、中物で数個/ロットで造型費がかさむ)、生砂(比較的小物から中物で数十個/ロット単位の製品で、型費は安価)、CO2(比較的中物から大物で数個単位の製品で、型費は安価)、有機自硬性(比較的中物から大物で1個(試作等)から数十個単位の製品で、型費は安価)などがあります。
まとめ:数量の多いもので加工レスを要するものの金型費は高価だが、製品価格に転嫁して金型費を償却できるダイカストまたはグラビティプロセスが選ばれ、製作数量(総数)が少ない試作や非量産品、または大物製品は砂型プロセスが選ばれる。但し、初期費用を抑えられるが、精度を求めた場合、後加工が必要となる。
上記の様、必要用途に合わせて基型(金型もしくは木及び樹脂型)を製作し、溶融金属を型へ流し込む。(金型(①②)の場合、直接、型へ溶湯金属を流し込むが、砂型(③)の場合、基型に砂を充填した後、その砂を抜型し、砂型をセットする工程を要し、注湯となる(手間が余分にかかる分、製品コストは、金型に比べ高くなる)。
注湯し凝固した金属(製品)を型から取り出し、鋳造方案(湯口、湯道、堰、押し湯等)を切断し、製品形状以外の凸部分を仕上げる。
【サトキンの特長】
取扱い材質は、アルミ合金及び銅合金で、同業他社があまり取り組まない薄肉品(2㎜前後)の鋳造、他材質(SUS・アルミ・銅パイプ、鋳鉄等)の鋳包み鋳造、3D複雑形状の鋳造、大物(3メートル位)の鋳造を1個から製作を得意としております。
品質面においては、70余年培ってきました独自のノウハウで、鋳巣の無い高品質の鋳物を提供し、鋳肌面粗度が細かい製品としてもご好評をいただいております。
開発及び設計段階からのご相談に対応し、ご提案・ご提供をさせて頂いております。
《Satokin's Motto》
Sand casting to create miracles from nothing. 「0から1を創り出す砂型鋳造」
サトキンホームページはこちら↓↓
https://www.satokin.co.jp
大型鋳物製品ページはこちらから↓↓
http://www.satokin.co.jp/lage.html
会社名 |
株式会社 サトキン (さときん) |
エミダス会員番号 | 47507 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 群馬県 高崎市吉井町 |
電話番号 | 027-320-3655 | FAX番号 | 027-320-3656 |
資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | 65,000 万円 |
社員数 | 30人 | 担当者 | 大塚 |
産業分類 | 測定機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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