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マグネシウム合金は、軽さと強度を兼ね備えた金属素材として注目されています。比重は鉄の約1/4、アルミニウムの約2/3と非常に軽量でありながら、十分な機械的強度を持っています。そのため、操作性や取り扱いやすさを重視する装置部品に適しています。ただし、マグネシウム合金は燃焼リスクや加工中の熱変形といった特有の課題があるため、安全性と精度を両立させる加工ノウハウが不可欠です。
横尾精密工業株式会社では、Φ100〜200の範囲に特化した旋盤加工と複合加工を組み合わせ、マグネシウム合金部品を安定して製造できる体制を整えています。工程の一貫化と治具設計の工夫により、寸法精度のばらつきを抑えると同時に燃焼リスクも最小限に抑制しています。さらに、月間200〜500個の中ロット量産に対応できるため、試作から量産まで移行しやすい点も強みです。
当社では加工精度を追求するだけでなく、実際の使用現場における操作性や取り扱いやすさにも配慮しています。軽量でありながら強度を持つマグネシウム合金部品は、作業者の負担を軽減し、装置全体の軽量化にもつながります。結果として、ユーザーにとって効率的かつ扱いやすい製品を実現することができます。
【詳細】
・材質:マグネシウム合金
・加工方法:旋盤加工、NC複合旋盤加工、両面研削、ワイヤー加工
・加工サイズ:Φ100〜200
・数量:200〜500個/月
・用途:軽量化と強度を両立させたい精密装置部品、操作性を重視する小型部品
【特徴】
・比重1.7の軽量性を最大限に活かした部品加工
・Φ200までのサイズに特化した体制
・燃焼リスクを抑制した安全な加工プロセス
・200〜500個/月の中ロット生産に対応
・複合加工により複雑形状も一括対応
・両面研削で平面度を安定化し、寸法精度を長期保持
・難削材特有の変形やバリを防ぐ治具設計
・用途に応じた表面仕上げや面取りの最適化
・工程ごとの測定で品質を継続的に保証
・再発注時の再現性を支えるデータ管理体制
【使用例】
・装置全体の軽量化を狙った支持部品
・頻繁に操作する制御部品やノブ
・持ち運びを前提とする測定装置の内部部品
・耐久性と軽量性を同時に求められる精密部品
これらの用途では、軽量化による作業性の向上や運用コストの削減に貢献します。特に人の手で扱う機会が多い部品ほど、マグネシウム合金のメリットがより一層発揮されます。
【加工の流れ】
1. 素材特性を確認し、加工条件を設計します
2. NC複合旋盤で外形加工を実施します
3. 両面研削で基準面を整え、歪みを抑制します
4. ワイヤー加工で微細形状を追加します
5. 工程ごとに寸法検査を実施します
6. 仕上げ・表面処理後に梱包・出荷します
【PR】
横尾精密工業株式会社は、マグネシウム合金をはじめ、チタンやインバー材といった難削材加工を得意としています。Φ200までの部品に焦点を絞り、安定供給できる中ロット体制を整備しています。これにより、お客様は試作から量産への移行を安心して進めることができ、安定した調達計画を立てることが可能になります。1987年の設立以来、精密切削加工の専門メーカーとして積み上げてきた経験を活かし、信頼性の高い部品を提供し続けています。
【お問合せ先】
横尾精密工業株式会社
所在地:栃木県鹿沼市深程171-1
TEL:0289-75-1123
FAX:0289-75-1125
| 会社名 |
横尾精密工業 株式会社 (よこおせいみつこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 47343 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 栃木県 鹿沼市 |
| 電話番号 | 0289-75-1123 | FAX番号 | 0289-75-1125 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 20人 | 担当者 | 横尾 光則 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 通信機器 | ||
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