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インバー材は、常温域での線膨張係数が極めて小さい特性を持ち、温度変化による寸法変動が抑えられる金属です。この特徴は、精度が最優先される計測機器や光学関連の部品において大きな価値を持ちます。ただし、インバー材は硬さや粘り強さがあり、工具摩耗や加工精度のばらつきが課題となるため、安定して高品質な部品を製造するには熟練した技術と設備が不可欠です。
横尾精密工業株式会社では、Φ100〜200のサイズに特化し、インバー材の旋盤加工を高精度に実現しています。NC複合旋盤と両面研削を中心に据え、必要に応じてワイヤー加工や五軸加工を組み合わせ、複雑形状や厳しい公差に対応。工程ごとに寸法検査を行い、安定した品質を確保しています。
また、月間200〜500個の中ロット生産にも対応可能であり、設計変更や試作から量産へのスムーズな移行を支援します。工具摩耗の影響を最小限に抑える切削条件の工夫や、エアチャック設備を使った安定固定など、地道な改善の積み重ねにより、長期的に信頼いただける部品供給を実現しています。
【詳細】
・材質:インバー材
・加工方法:旋盤加工、NC複合旋盤加工、両面研削、ワイヤー加工、五軸加工
・加工サイズ:Φ100〜200
・数量:200〜500個/月
・用途:計測機器部品、光学関連部品、温度安定性を必要とする精密部品
【特徴】
・温度変化に強いインバー材を高精度に加工可能
・Φ200までの部品サイズに対応
・NC複合旋盤で段取り回数を削減し精度を安定化
・両面研削による平行度・平面度の確保
・工具摩耗を抑える条件設計で品質を維持
・200〜500個/月の中ロット生産に対応
・複雑形状や追加工にも柔軟に対応可能
・エアチャック設備を活用した高精度固定
・工程ごとの寸法検査とデータ管理による再現性確保
・環境に配慮した加工・廃棄物管理体制
【使用例】
・計測機器のベース部品
・光学装置の位置決めリング
・長期間の安定性が求められる精密治具
・温度差の影響を受けやすい実験機器部品
【加工の流れ】
1. 素材確認と予備加工
2. NC複合旋盤による外形加工
3. 両面研削で平行度・平面度を安定化
4. ワイヤー加工や五軸加工で複雑形状に対応
5. 寸法検査と表面粗さ確認
6. 梱包・出荷
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横尾精密工業株式会社は、インバー材をはじめ、チタンやマグネシウムなどの難削材加工を得意としています。Φ200までの部品に特化し、安定供給を可能にする中ロット生産体制を整備。設立以来35年以上にわたり、精密切削加工を通じて産業の発展を支えてきました。
【お問合せ先】
横尾精密工業株式会社
所在地:栃木県鹿沼市深程171-1
TEL:0289-75-1123
FAX:0289-75-1125
| 会社名 |
横尾精密工業 株式会社 (よこおせいみつこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 47343 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 栃木県 鹿沼市 |
| 電話番号 | 0289-75-1123 | FAX番号 | 0289-75-1125 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 20人 | 担当者 | 横尾 光則 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 通信機器 | ||
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