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【加工時間を半減する革新技術とは】
CNC自動旋盤における「加工時間の長さ」は、生産現場の悩みの種です。部品単価の低減や納期短縮が求められる中、装置の更新はコストと時間の壁に阻まれがちです。こうした現場の声に応えるのが、スズキプレシオンが独自開発した「アイビー・スピンドル」です。既存の加工機にアドオンするだけで回転数を4倍に増速し、加工時間を半分に短縮する革新性が、多くの現場から注目を集めています。
【驚異の4倍速がもたらす生産性の飛躍】
アイビー・スピンドルの最大の特長は、加工機本体を変更することなく、回転数を最大40,000min-1まで引き上げられる点です。例えば従来6000min-1で30秒かかっていた加工が、同条件であれば15秒に短縮可能。微細穴加工や小径エンドミル加工では、この効果がさらに顕著で、実際の事例では86分の加工がわずか29分に。単品では数分の差でも、1万ロットで換算すれば15日分の工数削減に繋がります。
【「交換するだけ」で即戦力に】
加工機本体の更新や新規導入に比べ、アイビー・スピンドルは圧倒的な導入のしやすさを誇ります。六角レンチ1本で標準スピンドルと入れ替えるだけ。外部電源や専用コントローラも不要なため、煩雑な設置作業や制御の再設定も一切不要です。導入後すぐに高速加工が可能となり、設備投資リスクを最小限に抑えつつ、現場にスピーディに変化をもたらします。
【加工現場で実証された「半分の時間」】
標準スピンドルとの比較では、加工時間の短縮は数字でも明確です。
・外周穴あけ加工(真鍮):18秒→9秒
・偏芯穴あけ加工(鉄):10分→5分
・スリット加工(チタン):86分→29分
このように、材料や加工条件を問わず、劇的な時短効果が実証されています。また、同時に加工量が1.7倍に向上し、1日あたりの生産数は264個から440個へ。人員や設備を増やさずとも、出荷数を伸ばすことが可能です。
【持続可能性も視野に入れた省エネ設計】
加工時間の短縮は、同時に稼働時間と電力消費の削減にも直結します。実際、あるユーザーでは年間の電気代が40%削減された事例も。脱炭素経営が求められる昨今、アイビー・スピンドルはSDGsにも貢献する次世代型スピンドルとして評価されています。設備の更新をせずに、環境負荷の低減と生産効率の両立を図れる点も、現代の製造業における大きなメリットです。
【まとめ】
「加工時間を半分に」というシンプルでありながら難題だった課題を、技術の力で解決するアイビー・スピンドル。既存設備を活かしたまま、簡単な導入で劇的な生産性向上を実現します。時間、人手、エネルギーのすべてを効率化するこの技術は、今まさに製造現場のスタンダードへと進化しつつあります。まずはデモ機で、その革新をお確かめください。
【企業情報】
株式会社スズキプレシオン
所在地:〒322-0251 栃木県鹿沼市野尻113番地2
TEL:0289-65-6001
FAX:0289-62-8084
HP:https://www.precion.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 スズキプレシオン (すずきぷれしおん) |
エミダス会員番号 | 46376 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 栃木県 鹿沼市野尻 |
| 電話番号 | 0289-65-6001 | FAX番号 | 0289-62-8084 |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 48人 | 担当者 | 麦島 佳弘 |
| 産業分類 | 工作機械 | ||
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