【アイビー・スピンドルがもたらす生産性革命】
切削加工の現場では、生産性向上のために加工速度の向上が求められます。しかし、従来の方法では機械全体の更新が必要になり、多額の投資や長期のダウンタイムが発生していました。そこで登場したのが「アイビー・スピンドル」。この画期的な増速回転工具は、既存のCNC自動旋盤に簡単に取り付けるだけで、切削回転数を4倍に引き上げ、生産効率を飛躍的に向上させます。

【4倍速の威力！具体的な数値で見る加工時間短縮】
「アイビー・スピンドル」は、標準の回転工具と比較して回転数を4倍に増速します。例えば、CNC自動旋盤の出力回転数が10,000min-1（rpm）であれば、アイビー・スピンドルを装着することで40,000min-1（rpm）に増速します。現行のV1シリーズでは最大40,000min-1（rpm）まで保証されており、超高速加工が可能です。
この劇的な回転数の向上によって、加工時間も大幅に短縮されます。例えば、以下のような実績があります。

- クロス穴あけ加工（φ1mm）
- 標準スピンドル：加工時間60秒
- アイビー・スピンドル：加工時間30秒（50%削減）

- 偏芯穴あけ加工（φ1mm）
- 標準スピンドル：加工時間10分
- アイビー・スピンドル：加工時間5分（50%削減）

- スリット加工（チタン・φ0.5mm）
- 標準スピンドル：加工時間86分
- アイビー・スピンドル：加工時間29分（約66%削減）

これらの実績からもわかるように、加工時間が半分以下になるケースも多く、単位時間あたりの生産量が飛躍的に向上します。

【導入コストを抑えながら最大の効果を発揮】
「アイビー・スピンドル」の最大の特長は、特別な電源やコントローラーを必要とせず、既存の回転工具ユニットと交換するだけで回転数を4倍にできる点です。そのため、機械本体の買い替えが不要であり、設備投資コストを大幅に削減できます。さらに、取り付け作業も六角レンチ1本で簡単に完了するため、導入時のダウンタイムがほぼゼロというメリットもあります。

また、高速回転に耐える高精度ベアリングと独自のギア構造を採用しており、振れ精度は3μm以内。小径穴あけ加工や精密エンドミル加工でも安定した高精度を維持できます。

【電力消費量40%削減！環境にも貢献】
回転数が上がると電力消費が増えると考えがちですが、実は「アイビー・スピンドル」は電力消費量を削減する効果もあります。例えば、1日22時間稼働する工場で標準スピンドルを使用した場合と比べ、アイビー・スピンドルを導入することで電力消費量が40%削減できたという実績があります。
加工時間の短縮により、機械の稼働時間そのものを減らすことができるため、結果的に電力消費量を抑えられるのです。これは、カーボンニュートラルを目指す企業にとっても大きなメリットとなります。

【まとめ】
「アイビー・スピンドル」は、既存のCNC自動旋盤に簡単に装着するだけで、切削回転数を4倍に増速し、加工時間の大幅な短縮と生産性向上を実現する革新的な回転工具です。さらに、設備投資コストの削減、電力消費量の低減、高精度加工の実現など、多くのメリットを提供します。
導入を検討されている方には、デモ機の貸出サービスもご用意しておりますので、実際の加工環境でその効果を体験してみてください。

【企業情報】
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