トラックを中心とした自動車のエンジン鋳物部品（シリンダーヘッド、ブロック等）向けの金型の設計製作を行っています。
金型製作開始は、1953年～　実績と経験があります。
2mを超える大型の金型も実績があります。ご相談ください。

●設計
最新のＣＡＤ/ＣＡＭ/ＣＡＥを駆使しています。CADは2D/3D(Creo,NX,CATIA)、CAMはWorkNC 5X、CAEはCAPCAST(湯流れ解析，温度分布解析)等を使用しております。CAEは、湯口方案の確認やヒーター型での最適なヒーター配置に役立てています。
ほぼすべての金型において図面を作成し、リピート部品などを迅速に製作します。
三次元設計により弊社独自部品を標準化し、製作のリードタイム短縮・効率UPを図っています。
図面・データのない金型を非接触測定機ATOSで計測し、その測定データから３Ｄモデルを作成する技術も確立しています。

●機械加工
３軸のMCだけでなく、５軸のMCを使いこなし、品質・納期に100%応えます。5軸ではNCデータ最適化システムを使用することにより、加工安全性の確保・間違いのないプログラムの製作を心掛けています。

●金型仕上げ
アルミ材から難削材までの仕上研磨作業やエアーシリンダー、油圧シリンダー、配線、配管などを使用した金型、治具製作を行っています。また、アルゴン、プラズマ、レーザー溶接にて金型の補修作業などもおこなっています。
・金型完成の時には、ヒーター加熱による昇温確認、温度分布の測定動作確認なども行います。
・組立作業では２色によるマジックを使用してボルト締めつけ時、増し締め後のチェックを２度行い、破損、事故防止につとめ、使用しやすい丁寧な金型製作を心がけています。

●測定・検査
・準クリーンルームの中で温度管理をした環境のもとで接触、非接触式三次元測定機を使用し、図面や３Dモデルに基づき完成部品を検査し保証しています。
・接触、非接触式三次元測定機を使用しリバースモデルリング作業をすることで、
　「老朽化金型の復元」「図面のない金型製品の作成」ができます。