「チバダイスの金型をつかっていると話したら安心していたよ」という嬉しいお言葉をお客様から頂くことがあります。その歯車の「最適な金型構造」を自由にデザインし、それを必ず実現する高い工作技術が評価された一瞬です。金型は技術者のアイデアを可能な限り実現することが許された数少ない夢の世界です。
歯車は紀元前より人々に工夫され使われてきました。現在もわれわれの日常の中でその役割は非常に大きなものとなっています。先人の築き上げてきたものはあまりにも大きく、それを前進させることは容易ではありません。
チバダイスでは創業以来歯車のみにテーマを絞り、「一貫したパイオニア精神」で新しい技術、アイデアに取り組んでいます。CD加工、チバレット、ノブシックギヤ、マイクロマシン用歯車等、世に先立ち新しい製品を開発してきました。そしてまさにこの瞬間、社内のどこかで新しい技術が生まれようとしています。
歯車加工の未知の世界を突き進んできた力の源は、社内の仲間たちの「小形歯車加工のパイオニアである」という自負にあります。役職にとらわれない自由な社風にあります。工夫している仲間たちの顔がみえるような製品をお届けしつづけることがお客様に喜んでもらうことにつながると信じています。ひと目みて「チバダイスの仕事だな」とおもっていただけるものを作り続けたいのです。
代表取締役社長 千葉英樹
社長近影
最終更新日:2010-07-23
最終更新日:2013-04-23
最終更新日:2013-04-23
昭和11年(1936年) |
千葉佑太郎は(株)精工舎に永年勤務し、同社退職後、東京都葛飾区において千葉製作所を創立、 |
歯切カッター、工作機械の製造販売を開始し個人経営する。 |
昭和26年(1951年) |
事業の進展に伴い(株)三葉精機製作所を設立、昭和28年に千葉文夫入社。 |
昭和37年(1962年) |
引抜歯車技術の進展に伴い、東京都葛飾区立石に歯車工具工場を建設。 |
昭和41年(1966年) |
歯車工具工場を分離独立。株式会社チバダイスを設立し、千葉文夫が代表取締役に就任。 |
放電加工機などを導入し、生産設備を全面的に近代化。 |
昭和48年(1973年) |
東京都葛飾区高砂に高砂工場を建設し、主力工場とする。 |
昭和55年(1980年) |
立石工場の全面的改築を実施。高砂工場と共に精密小形歯車の量産用工具、金型から機械までの生産を特色とした工場が完成。 |
昭和57年(1982年) |
事業の進展に伴い、ダイス、金型、成形金型、機械、CD加工の五部門を設け人員、機械設備の再編成を行う。 |
昭和61年(1986年) |
JP''86に初出展。プラスチック歯車関連の金型などを展示して、高い評価を受ける。 |
昭和63年(1988年) |
埼玉県八潮市に新鋭工場を建設し、成形金型部門が集結。高砂工場には営業技術センターが誕生。 |
平成6年(1994年) |
人員、機械設備の再編成を実施し、高砂工場に多数の新鋭機械を導入して金型製造のレベルアップを目指す。 |
金型設計部が八潮工場に移転して、より良い金型づくりをする体制をつくる。 |
平成9年(1997年) |
営業技術センターが高砂工場から八潮工場に移転して、金型部門が営業から設計、製造を包括した強力な体制ができる。 |
ノブシックギヤの特許が世界で取得される。 |
チバダイス香港を設立する。 |
平成10年(1998年) |
八潮工場の隣接地に新鋭工場を建設。金型の高精度化、生産の合理化を目指す。 |
チバレットが葛飾区優良製品賞を受ける。 |
平成11年(1999年) |
千葉文夫が代表取締役会長、千葉英樹が代表取締役社長に就任する。 |
平成15年(2003年) |
「スピードトライ」事業をスタートさせる。 |
平成16年(2004年) |
プラスチック歯車のトライボロジーを研究するプラスチックギヤシステム(PGS)研究所を設立。 |
所長として青山学院大学より武士俣貞助氏を迎える。 |
平成19年(2007年) |
「元気なモノ作り中小企業300社」(経済産業省中小企業庁)に選定。 |
「勇気ある経営大賞」(東京商工会議所)の大賞を受賞。 |
「葛飾町工場物語」に認定される。 |
平成20年(2008年) |
企業ブランド(ロゴ)を刷新。 |
平成25年(2013年) |
ISO9001:2008、ISO14001:2004 認証取得 |
最終更新日:2013-04-23
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