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「ソルブラック」は、無電解めっき法で行う、黒色めっき技術です。
パイプ 円筒部品の内径だけに、めっき処理も可能です。
マット調の濃黒色被膜を付与させます。
環境規制物質を使用していません。(RoHS対応品)
2017年 関西ものづくり新撰受賞
2018年 京都中小企業優秀技術賞受賞
2019年 日本真空学会産業賞受賞
大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の遮光板に使用されております。
特殊な形状の黒色めっき被膜を表面に析出させることにより、
ノイズとなる余分な散乱光を遮蔽し、重力波の検出能力(感度)を
アップさせる役割を果たしています。
処理可能最大寸法:800×800×400 50㎏まで
《 特 徴 》
・複雑な表面形状で、優れた光の吸収性能を有しています。
・マット調の黒色で光を反射させません。
・アウトガスの発生が少なく真空での使用に最適です。
・無電解ニッケルめっき以上の耐食性を有しています。
・耐熱性・耐紫外線性に優れています。
・無電解めっき法であるため皮膜厚さが均一で、
複雑な形状や内径にも処理が可能です
・6価クロム等の環境規制物質を使用していません。
※被膜構造を複雑にしているため、めっき膜が脱落しやすく、
摩擦や摺動環境等には適しません。
《 特 性 》
●光吸収:可視光領域(380~750nm)の光を平均で98%吸収します。
●低反射:入射角12°で照射された可視光線の正反射率は0.2%です。
●真空性:フォスブラックⅢと比較して気体の放出速度が1桁程度低くなります。
●耐食性:人工酸性雨(JIS H8502)下の腐食試験では、
無電解ニッケルめっきよりも優れています。
●耐熱性:200℃で2時間保持しても反射率は変化しません。
●精 度:あらゆる形状に対して均一な成膜が可能です。(指定膜厚の±20%)
●素 材:様々な素材に処理が可能です。詳細についてはご相談下さい。
《 主な用途 》
・重力波望遠鏡(KAGRA)
・光学望遠鏡(HONIR)などの光学部品
・放熱部品 ※超低温環境下(-253℃)でも良好。
会社名 |
株式会社旭プレシジョン (あさひぷれしじょん) |
エミダス会員番号 | 34303 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 京都府 向日市 |
電話番号 | 075-925-1251 | FAX番号 | 075-932-3368 |
資本金 | 4,950 万円 | 年間売上高 | 168,374 万円 |
社員数 | 54人 | 担当者 | 池山 弘一 |
産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 輸送機器 |
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