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アルマイト加工(処理)とは、アルミニウムの陽極酸化処理のことで、アルミニウムを陽極(+極)で電解処理して人工的に酸化皮膜(アルミニウムの酸化物)を生成させる表面処理のことです。
アルミニウムの性質上、軽くて加工しやすく、鉄と比較すると錆びやすいという特徴がありますが、その反面、表面に傷がつきやすく、その傷が原因で化学反応が起き製品が腐食することもあります。そうしたアルミニウムの弱点を補うのが、このアルマイト加工(処理)です。
アルマイト加工(処理)によってアルミニウム表面に酸化皮膜を作ることで、耐腐食性や耐摩耗性に優れた丈夫なアルミニウムを作ることができます。アルマイト加工(処理)の方法には、白アルマイト加工(処理)、硬質アルマイト加工(処理)、テフロン硬質アルマイト加工(処理)、着色アルマイト加工(処理)という4つの方法があります。それぞれの違いについては後述しますが、製品の使用環境や目的などに応じて適切なアルマイト加工(処理)を施していきます。
白アルマイト加工(処理)とは、無色で着色していない、通常のアルマイト加工(処理)のことを指します。一般的にアルマイト加工(処理)と言われる時は、この白アルマイト加工(処理)のことだと考えてください。
白アルマイト加工(処理)で生成される酸化皮膜の色は、基本的には無色透明と言われていますが、材質によって自然発色するため、やや黄色を帯びた色やグレー系になる場合もあります。アルマイト業者や素材、アルマイト処理液によって若干の違いがあります。
白アルマイト加工(処理)の特徴としては、次のような3つの特徴があります。
・耐食性が上がる
アルミニウムにアルマイトを施すことで耐食性が向上します。
・均一な皮膜が出来る
陽極酸化によって得られたアルマイト皮膜は、均一性に優れています。
・電気絶縁性のある皮膜が出来る
アルミニウムは金属のため電気が流れますが、アルマイト加工(処理)を行うことでできる酸化皮膜は電気絶縁性があるため、電気が流れなくなります。
会社名 |
三和メッキ工業 株式会社 (さんわめっきこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 34280 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 福井県 福井市 |
電話番号 | 0776-23-1639 | FAX番号 | 0776-27-4726 |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 50,000 万円 |
社員数 | 35人 | 担当者 | 清水 栄次 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
主要取引先 |
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