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<電着塗装>
電着塗装の歴史は古く、1963年米国フォード社にて自動車車体の下塗り用として適用が発表されてから、自動車業界で急速に広まりました。米国では、電着塗装の防錆性・付着性等優れた性能を活かし、自動車・家電・住宅建材・各種部品メーカー等で広く採用されてきました。日本でも同様です。現在、私たちの生活でも馴染みのある塗装が「電着塗装」です。
電着塗装は、塗りたい製品を塗料に漬けて電気を流し塗料を付着する方法です。製品の形が複雑であっても塗りもれが少なく塗装できる利点があります。
製品(被塗物)をマイナス、電極(塗料)をプラスにする方式をカチオン電着塗装、その反対の接続方式をアニオン電着塗装と言います。設備も塗料も違いますが、カチオン電着塗装は密着性、強固な塗装膜、高い防食性などの利点があります。一方アニオン電着塗装は古い歴史があり、塗装色の安定性や焼付温度が低いなどの利点があると言われています。
弊社の新塗装工場では、日本ペイント(株)のカチオン電着塗料「パワーフロート」を採用しました。均一な膜厚と焼付けた後、非常に高い防錆力をもつ電着塗膜を形成します。次のような特長があります。
【低VOC】 * VOC:揮発性有機化合物
・希釈シンナーを使用しませんので大気汚染を防止します。
・有機溶剤をほとんど使用しないため大気汚染の原因になりません。
【安全性】
・電着塗料は水性塗料のため、火災の危険や溶剤の害がほとんどありません。
【経済性】
・回収率が95%と塗料ロスがごく僅かな経済的な塗装システムです。
【品質】
・内面、凹部の隅々まで塗装できます。(塗膜均一性)
【塗膜品質】
・防錆性をもった塗膜を形成します。
会社名 |
株式会社ツガワ (つがわ) |
エミダス会員番号 | 32159 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 神奈川県 横浜市港北区 |
電話番号 | 045-542-3323 | FAX番号 | 045-542-3228 |
資本金 | 3,500 万円 | 年間売上高 | 1,460,000 万円 |
社員数 | 680人 | 担当者 | 伊藤豊 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 医療機器 |
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