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<開発の目的>
これは工具の振れが最小になるようにホルダー取付け位相を計測・選択し、主軸に装着するまでを自動的に行う機能で、加工面品位や形状精度の向上に寄与するものである。
<開発の効果>
工具の取付け位相に制約の無いHSK-Eシャンクで真価を発揮できる。特に工具径Φ3mm以下では、高速回転中の振れ測定が可能である。これは、加工に使用するまさにその回転数に合わせた動的振れ修正が自動的に行われる事を意味する。
<導入のメリット>
1、高機能化 2、品質向上 3、ランニングコスト削減
<現行品>
工具ホルダーに存在するほんの僅かなアンバランスが、高速回転時に主軸振動を誘発して工具振れを増幅し、加工面に悪影響を及ぼしていた。
<開発品メリット>
加工面を9分割し、それぞれを異なるB・C軸角度に割出して、ボールエンドミルで平面を加工する。工具の振れが存在すると、ワークの傾斜角に応じて加工の食い込みが生じ、隣接する面同士に段差が生じる。工具の振れの大小は、加工面の段差の大小となって現れる。図に示すとおり、結果として機能を用いた場合の隣接面最大段差は、用いなかった場合に比べ、大幅に改善されている。
会社名 |
安田工業株式会社 (やすだこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 31096 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 岡山県 浅口郡里庄町 |
電話番号 | 0865-64-2511 | FAX番号 | 0865-64-4535 |
資本金 | 4,050 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 413人 | 担当者 | 田中 芳明 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 |
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