電子部品
重電
EGは、硬化剤の種類によって物性が大きく変化する熱硬化性樹脂の一種で、主に電子部品や重電機器の構成部品として用いられています。この樹脂は、熱伝導率・電気特性・絶縁性に優れており、基板材料や高電圧機器の絶縁構造体として最適です。また、薄板であっても反りにくい特性を持つため、設計自由度の高い構造設計が可能です。
一方で、寸法安定性、耐摩耗性、耐衝撃性は限定的であり、切削時には表面が白化する傾向があるため、加工には十分な配慮が必要です。ヤマデンでは、これらの特性を踏まえ、最適な切削条件と固定方法を用いてEG加工品の高精度化を実現しています。
今回ご紹介する製品は、板材からNC旋盤にて加工を行ったもので、Φ13の中心穴と、その周囲に60度間隔でΦ18の穴を6箇所設けた構造が特徴です。まず表面から中心穴と等配配置の外周穴を正確に加工。この工程では工具径と穴ピッチに高い精度が求められるため、座標制御の精密なNCプログラムを組み、±0.01mm以内の加工精度を達成しました。
次に、加工済みワークをひっくり返して裏面の段加工を行う工程では、固定力の高いテープを使用しながらワークの変形を抑制。EG樹脂は機械的強度が高くないため、加工中の振動や応力集中による割れを防ぐため、切削条件(送り速度、回転数)を素材特性に合わせて調整しました。これにより、反りや破損を伴わず、加工精度と形状安定性を両立させた製品が完成しました。
【詳細】
・素材:EG(熱硬化性樹脂、硬化剤調整型)
・加工方法:NC旋盤による穴加工、段加工(表裏両面)
・構造:中心穴Φ13、周囲6箇所のΦ18穴(60度ピッチ)、裏面段付き
・ロット対応数:1個(単品対応)
・精度:0.1mm~1/100mm
【特徴】
・熱伝導性・絶縁性に優れた電子機器向け材料
・薄板でも反りにくい安定した寸法特性
・穴ピッチ精度を保つNC旋盤加工
・両面加工を可能にする固定技術と工程設計
・切削後の白化を最小限に抑える加工条件の最適化
【使用例】
EG製品は、電子部品の基盤、インシュレータ、絶縁パネルなどに広く使用されます。特に熱伝導性と絶縁性の両立が必要な用途に適しており、重電機器内部での高耐圧絶縁構造としても活用されています。
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株式会社ヤマデンは、熱硬化性樹脂を含む多種多様なプラスチック材料の加工に対応した製造企業です。独自の設備と豊富な加工ノウハウにより、単品から多品種小ロットまで、精度・品質・納期を重視した製品づくりを実現しています。難加工材や特殊形状部品のご相談にも対応しており、最適な加工プロセスをご提案いたします。
EGをはじめとする熱硬化性樹脂の精密加工に関するお悩みは、ぜひヤマデンへご相談ください。
【お問合せ先】
株式会社ヤマデン
〒192-0375 東京都八王子市鑓水2丁目174-3
TEL:042-682-2811
ホームページ:https://yamaden-ltd.co.jp/
| 会社名 |
株式会社ヤマデン (旧:山口電材 株式会社) (やまでん) |
エミダス会員番号 | 3083 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 八王子市 |
| 電話番号 | 042-682-2811 | FAX番号 | 042-682-2815 |
| 資本金 | 4,000 万円 | 年間売上高 | 434,000 万円 |
| 社員数 | 228人 | 担当者 | 朝比奈 勇一 |
| 産業分類 | 測定機械 / 産業用機械 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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