通信機器
電子部品
冶具
アクリル部品に小径穴を設ける場合、穴径や位置だけでなく、加工中の表面傷にも注意が必要です。特に通信機器、電子部品、治具などに使用する部品では、細かな穴加工と外観の両方が求められる場合があります。
アクリルは加工性に優れる一方、透明な表面に傷が付くと目立ちやすいため、加工から仕上げまで取り扱いを考慮することが重要です。また、Φ1mmを下回るような微細穴では、一般的な穴あけと同じ考え方だけではなく、穴径や部品形状に応じた加工方法を検討する必要があります。
今回紹介するのは、マシニングを使用してアクリルにΦ0.8の穴あけ加工を行い、加工後に超音波洗浄で仕上げた事例です。同様の形状ではΦ0.5の穴にも対応可能です。この記事では、アクリルの微細穴加工を検討する際に確認したい、穴径、表面傷、洗浄までのポイントを紹介します。
【技術・製品概要】
アクリルは加工性に優れ、着色が容易で、耐候性にも優れた汎用プラスチックです。コスト面でも採用しやすく、さまざまな樹脂部品に使用されています。
今回の加工では、アクリル素材に対してマシニングによるΦ0.8の穴あけを行っています。さらに加工後は超音波洗浄を実施して仕上げました。微細穴の加工だけでなく、アクリル表面に傷を付けないよう配慮することもポイントとなる事例です。
〈製品概要〉
・材質:アクリル
・素材分類:汎用プラスチック
・対象分野:通信機器、電子部品、治具
・加工方法:マシニング加工
・穴径:Φ0.8
・対応可能な穴径:同様の形状でΦ0.5
・仕上げ:超音波洗浄
・ロット:1個(単品)
・精度:0.1mm~1/100mm
【特長・技術ポイント】
〈Φ0.8の微細穴をマシニングで加工〉
今回のアクリル加工品では、マシニングを使用してΦ0.8の穴あけ加工を行っています。小径穴が必要な部品では、単に穴を開けられるかだけでなく、部品形状や穴径を確認したうえで加工方法を検討することが重要です。
今回と同様の形状であればΦ0.5の穴にも対応可能です。ただし、すべての形状でΦ0.5に対応できるという意味ではないため、実際の加工可否は図面や形状を確認して判断します。
〈アクリル表面の傷に配慮した加工〉
アクリル加工では、加工中に表面へ傷を付けないよう取り扱うことが重要です。穴の寸法を満たしていても、表面に目立つ傷が残れば、用途によっては問題になる可能性があります。
そのため、微細穴の加工精度だけでなく、加工時の取り扱いまで含めて検討する必要があります。外観を重視する部品では、傷に関する要求も事前に共有することがポイントです。
〈加工後に超音波洗浄で仕上げ〉
今回の部品は、マシニングによるΦ0.8穴あけの後に超音波洗浄を行っています。加工工程だけで完了するのではなく、洗浄まで含めて仕上げた事例です。
加工後の洗浄が必要な場合は、図面や加工内容とあわせて事前に条件を整理することが重要になります。切削から仕上げまで必要な工程を確認することで、外注時の手配内容も明確になります。
〈1個の試作・単品加工に対応〉
今回の加工品はロット1個の単品です。微細穴を持つアクリル部品を試作したい場合や、専用治具などで1個だけ必要な場合にも切削加工を検討できます。
数量が少ない場合でも、穴径や形状、要求精度、仕上げ方法などによって加工条件は異なります。1個からでも図面と必要条件を確認し、加工方法を相談できます。
【活用例】
〈通信機器・電子部品の小径穴加工〉
通信機器や電子部品に使用するアクリル部品では、小径穴が必要になる場合があります。今回のようにΦ0.8の穴をマシニングで加工し、必要な形状へ仕上げることが可能です。
〈微細穴が必要な治具〉
専用治具では、市販品では対応できない穴径や配置が必要になることがあります。図面に合わせてアクリルを切削することで、1個だけの専用形状についても製作を検討できます。
〈外観と洗浄を考慮するアクリル部品〉
アクリルは表面の傷が目立ちやすいため、穴加工だけでなく取り扱いや仕上げも重要です。今回の事例では表面傷に注意して加工し、その後に超音波洗浄を行っています。
【判断軸・導入メリット】
〈アクリル微細穴加工を相談する際の確認事項〉
Φ1mmを下回る穴を持つアクリル部品では、材質と外形寸法だけでなく、穴径や穴の配置、外観、洗浄の必要性などを整理することが重要です。特にΦ0.5など、より小さい穴を検討する場合は、部品全体の形状を含めて加工可否を確認する必要があります。
・部品の用途
・図面、形状、寸法
・アクリルの材質指定
・必要な穴径
・穴の位置、数量
・要求精度
・表面傷に関する要求
・洗浄の必要性
・必要数量
・希望納期
・追加加工の有無
「Φ0.5の穴が加工できるか」「穴あけ後の洗浄まで依頼したい」といった条件がある場合は、問い合わせ時に共有することがポイントです。図面と要求条件を確認することで、加工から仕上げまでの対応方法を検討できます。
【まとめ】
今回の事例では、アクリル素材にマシニングでΦ0.8の微細穴を加工し、その後に超音波洗浄を行っています。アクリル加工では穴径や精度だけでなく、表面に傷を付けないよう配慮することも重要なポイントです。
また、今回と同様の形状ではΦ0.5の穴にも対応可能です。微細穴になるほど、穴径だけで加工可否を判断するのではなく、部品形状や要求精度などを含めた確認が必要になります。
ヤマデンでは、1個からのアクリル切削加工について相談できます。Φ0.8やΦ0.5といった小径穴、表面傷への配慮、加工後の超音波洗浄など、用途、図面、穴径、数量、仕上げ条件を共有することで加工方法を検討できます。
【お問い合わせ先】
株式会社ヤマデン
〒192-0375 東京都八王子市鑓水2丁目174-3
TEL:042-682-2811
URL:https://yamaden-ltd.co.jp/
| 会社名 |
株式会社ヤマデン (旧:山口電材 株式会社) (やまでん) |
エミダス会員番号 | 3083 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 八王子市 |
| 電話番号 | 042-682-2811 | FAX番号 | 042-682-2815 |
| 資本金 | 4,000 万円 | 年間売上高 | 434,000 万円 |
| 社員数 | 228人 | 担当者 | 朝比奈 勇一 |
| 産業分類 | 測定機械 / 産業用機械 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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