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半導体製造装置に使われる部品では、量産前の試作段階から高い完成度が求められることがあります。特にパレット形状の部品は、面積が広く、加工中や加工後の歪みやソリが発生しやすいため、検討段階で不安を感じやすい部材の一つです。さらに、各寸法やピッチに厳しい公差が設定される場合、材料選定と加工方法の判断が品質を大きく左右します。
今回の事例では、成形による量産を見据えた前段階として、切削加工による試作の相談がありました。単に形状を再現するだけでなく、量産時の課題を事前に洗い出す目的もあり、材料選定の段階から検討を行っています。
【技術・製品概要】
本事例は、半導体製造装置に使用されるパレット部品の切削試作です。使用素材には、POM(ポリアセタール、ジュラコン、デルリン)黒ハイパー材を選定しています。一般的なPOMと比較して、ハイパー材は歪みやソリを抑えやすい特性を持ち、精度が求められる試作加工に適した材料です。
量産は成形を想定していましたが、試作段階では切削加工を行うことで、形状や公差、加工上の課題を事前に確認できるようにしています。
【製品概要】
・用途:半導体製造装置に使用されるパレット部品の切削試作
・使用素材:POM(ポリアセタール、ジュラコン、デルリン)黒ハイパー
・外観寸法:厚み8mm 幅140mm 長さ330mm
・加工方法:切削加工
・特徴:歪みを抑えた試作対応
【特長】
本製品では、以下の点が重要なポイントとなりました。
・各寸法およびピッチ公差が±0.03mmと厳しい条件
・広い面積を持ちながら、部分的に彫り込み形状がある構造
・加工中および加工後のソリ対策が必須
・半導体装置部品として高い面粗度が求められる
・材料特性と加工技術の両立が必要
【活用例】
本事例は、半導体製造装置内部で使用されるパレット部品の試作として活用されました。量産前に切削加工で試作を行うことで、形状や精度の確認だけでなく、成形時に想定される歪みや反りのリスクを事前に把握する目的でも使用されています。
【判断軸・導入メリット】
面積が広く、彫り込み形状を含む部品では、一般的な材料を選定するとソリが発生しやすく、精度確保が難しくなる場合があります。本事例では、材質をPOMハイパーにすることで、素材由来のソリを軽減しました。
さらに、加工工程や固定方法、切削条件を工夫することで、加工による歪みも抑えることができました。その結果、厳しい公差要求や面粗度の条件を満たすことに成功しています。材料選定と加工技術を切り分けずに考えることが、試作段階では重要な判断軸となります。
【まとめ】
半導体製造装置向けのパレット部品では、試作段階から量産を見据えた検討が欠かせません。特に歪みやソリが懸念される形状では、材料特性を理解したうえでの選定と、加工技術の組み合わせが品質を左右します。切削試作は、そうした課題を事前に整理する有効な手段です。
【PR】
株式会社ヤマデンでは、半導体関連部品の切削試作から量産を見据えた材料選定まで対応しています。歪みやソリが課題となる部品についても、形状や使用条件を踏まえた検討を行い、試作段階でのリスク整理を重視しています。加工精度や面粗度が求められる案件についても、工程全体を見据えた対応を行っています。
【お問い合わせ】
株式会社ヤマデン
〒192-0375 東京都八王子市鑓水2丁目174-3
TEL:042-682-2811
FAX:042-682-2812
URL:https://yamaden-ltd.co.jp/
半導体装置向け部品の切削試作や、POM材を用いた材料選定について検討中の場合は、判断材料を整理する相談先としてご利用ください。
| 会社名 |
株式会社ヤマデン (旧:山口電材 株式会社) (やまでん) |
エミダス会員番号 | 3083 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 八王子市 |
| 電話番号 | 042-682-2811 | FAX番号 | 042-682-2815 |
| 資本金 | 4,000 万円 | 年間売上高 | 434,000 万円 |
| 社員数 | 228人 | 担当者 | 朝比奈 勇一 |
| 産業分類 | 測定機械 / 産業用機械 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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