キッチン用品
食品用タンパーエビデンスキャップの金型製作において、迅速な試作型製作と耐久性を重視した本型移行の両立を目指しました。試作型には加工工数を抑えたNAK系材料を、本型には耐久性の高い焼入れ材を採用することで、効率的な製作プロセスを実現しました。
◇食品用タンパーエビデンスキャップとは?
タンパーエビデンスキャップは、開封されたことを示す構造を持つ食品容器の重要な部品です。安全性を確保するため、精密な設計と製作が求められます。試作段階では形状確認を優先し、本型では耐久性と長寿命が重要視されます。
◇製品詳細
・入子材質: NAK系材料(試作型)、STAVAXやHPM38(本型)
・用途: 食品用タンパーエビデンスキャップ
◇特徴
NAK系材料の利点
・加工工数が少なく、迅速な試作型製作が可能。
・低コストで形状確認を早期に実施できる。
本型への移行時の材質選択
・耐久性が求められる本型には、焼入れ材を使用。
・STAVAXやHPM38など、腐食に強いステンレス系材料を採用。
ステンレス系材料の特性
・水を通す入子部分に適しており、腐食に強い。
・高精度を維持し、長期間使用可能。
◇使用例
・食品用キャップの試作型
・密封性が求められるキャップの量産型
◇加工方法
試作型では、NAK系材料を用いて加工工数を削減し、短納期で製作を完了しました。本型では、焼入れ材を使用して高い耐久性を確保。腐食のリスクを最小化するため、STAVAXやHPM38を選定し、水回路を含む構造にも対応しました。これにより、試作から本型へのスムーズな移行を実現しました。
◇取組み
試作型の迅速な製作と本型移行の効率化を図り、顧客のニーズに応えました。試作段階では早期の形状確認を重視し、本型では高精度と耐久性を両立。顧客の求める品質とコストバランスに柔軟に対応しました。
◇まとめ
試作型と本型の材質選定を工夫することで、コストと納期を抑えつつ、高品質な食品用キャップを実現しました。迅速な試作と耐久性の高い本型製作により、製品開発を効率化します。金型製作に関するご相談は、ぜひ当社にお任せください。
○三幸の主な実績
・射出成形用金型5000型以上の製作実績
・食品・医薬品・化粧品等のねじ抜き多数個取り金型
・PA, POM、PPSなどエンプラ、スーパーエンプラ対応
○会社情報
〒933-0319
富山県高岡市荒屋敷285番地
株式会社 三幸
TEL:0766-31-0646
FAX:0766-31-0647
URL:https://www.miyuki-mold.co.jp/
会社名 |
株式会社 三幸 (みゆき) |
エミダス会員番号 | 24924 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 富山県 高岡市 |
電話番号 | 0766-31-0646 | FAX番号 | 0766-31-0647 |
資本金 | 1,600 万円 | 年間売上高 | 30,000 万円 |
社員数 | 25人 | 担当者 | 窪田彰克 |
産業分類 | 輸送機器 / 医療機器 / 文房具雑貨 | ||
主要取引先 |
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