---
クリーンルームで使う作業服や手袋、シューズなどは、繰り返し洗浄して再利用されます。しかし「せっかく洗ったのに、また汚れてしまうのでは?」と疑問を持ったことはないでしょうか。実は、通常の洗濯では洗浄後に再びホコリや毛髪が付着するリスクがあり、清浄度を維持するのは難しいのです。そこで重要になるのが「一方向管理」です。本記事では、一般的な洗濯の課題を整理したうえで、一方向管理の仕組みと効果を解説し、テクノクリーンでの対応事例を紹介します。
【一般的な洗濯の課題】
通常の洗濯機では、汚染されたクリーニング品と清浄なクリーニング品が同じ環境を通過するため、せっかく洗ったクリーニング品が再汚染してしまいます。例えば、作業服を家庭用洗濯機で洗った場合、汚やパーティクルが完全に落ちないだけでなく、乾燥時に周囲の空気中からホコリや微生物が再付着してしまいます。これではクリーンルーム用資材としての基準を満たすことはできません。
【一方向管理とは何か】
一方向管理とは、汚染されたクリーニング品を投入する場所と、洗浄後の資材を取り出す場所を完全に分ける管理方法のことです。汚染側とクリーン側を隔てることで、洗浄後の資材が再び汚染環境に触れることを防ぎます。この仕組みを実現するために導入されるのが「バリア型洗濯機」です。
【バリア型洗濯機の仕組み】
バリア型洗濯機は、壁を挟んで片側(Contaminated area)から汚染資材を投入し、もう片側(Clean area)から清浄資材を取り出せる構造になっています。これにより、作業の流れが一方向に統一され、洗浄後に再汚染が起こる余地がなくなります。クリーンルーム資材の洗濯において、一方向管理は欠かせない考え方です。
【一方向管理の効果】
・洗浄後の資材が再汚染するリスクを排除できる
・作業動線が明確になり、ヒューマンエラーを防止できる
・清浄側と汚染側を分離することで監査対応にも有効
このように、一方向管理は品質保証だけでなく、運用効率や信頼性の向上にもつながります。
【乾燥や検査との連携】
一方向管理は洗浄工程だけでなく、その後の乾燥や検査とも連動します。クリーン側で取り出した資材は、そのままクラス100クリーンルーム内のHEPAフィルタ乾燥機で乾燥されます。その後、毛髪・異物検査を経て真空包装され、最終的に清浄な状態で現場に届けられます。一方向管理が入り口となり、その後の工程も連続して清浄度を保証する流れに組み込まれます。
【バーコードによる履歴管理】
資材にはバーコードが付与され、入荷・洗浄・乾燥・検査・包装・出荷までの履歴がデータ化されます。一方向管理と組み合わせることで、資材ごとに「どのルートを通って現場に戻されたのか」が明確になり、監査や問い合わせにも対応できる透明性が確保されます。
【テクノクリーンでの対応】
テクノクリーンでは、バリア型洗濯機を導入し、完全な一方向管理を徹底しています。汚染側から投入された資材は、最大18.2MΩ級の超純水で洗浄され、クリーン側から取り出されます。その後はクラス100クリーンルーム内で乾燥し、毛髪・異物検査、真空包装を経て、出荷されるまで再汚染のリスクを徹底的に排除しています。さらにバーコード管理により、各資材の履歴を追跡し、品質保証の透明性を担保しています。
【まとめ】
クリーンルーム資材の洗濯において、一方向管理は必須の仕組みです。従来の洗濯方法では防ぎきれない再汚染を防止し、資材を常に清浄な状態で現場に供給することが可能になります。テクノクリーンは、バリア型洗濯機による一方向管理をはじめ、乾燥、検査、包装、履歴管理を徹底することで、半導体、医薬品、精密機器、宇宙分野の厳しい基準に対応する品質保証を実現しています。
◆お問い合わせ先
テクノクリーン株式会社
〒407-0001 山梨県韮崎市藤井町駒井1438-1
TEL:0551-30-2525
FAX:0551-30-2526
ホームページ:https://technoclean.jp/
| 会社名 |
テクノクリーン 株式会社 (てくのくりーん) |
エミダス会員番号 | 107348 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 山梨県 韮崎市 |
| 電話番号 | 0551-30-2525 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 70人 | 担当者 |
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
