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ある防災機器メーカー様より、災害対応用の精密ラック機器を安全に輸送するための専用梱包ケースのご相談をいただきました。製品重量は1台あたり150kg。さらに出荷や保管効率を高めるため、2段積みにも耐えられること(合計300kg)が条件に加わりました。
製品サイズは2000mm×800mm×500mmと長尺かつ大型で、荷重が集中する箇所や輸送時の揺れ・振動への対応も必要です。また、顧客からの強い要望として「木材や発泡材などを使わず、すべて段ボール素材で構成してほしい」という指示もありました。これは、近年の脱プラスチック・環境配慮の流れを反映したもので、製品そのものの高機能性に加え、輸送資材に対してもリサイクル可能で処分がしやすいエコ設計が求められたのです。
このような高荷重・高環境要求の中で、当社では強化段ボールの選定から構造設計、内装材のレイアウト、圧縮強度計算までを一貫して自社内で実施。部材の厚みやスリットの入れ方、折りたたみ機構など細部まで検証を重ね、段積み荷重300kgに耐える安全性と、製品を守る緩衝設計を両立した仕様を実現しました。
また、当社の大きな強みは多品種少量生産への柔軟な対応力にあります。本件では、ロット20個/週という比較的小ロットでの製作依頼でしたが、これに対しても問題なく対応。多くの量産段ボールメーカーではロット50個以上が最低発注数とされる場合が多い中、当社では1個からの試作・小ロット量産が可能であり、試作→現場検証→微調整→量産化というサイクルをスピーディに展開できるのが特長です。
製品完成後は、お客様の倉庫への納品・荷姿の最適化にも関わらせていただき、現場作業者からは「組立がしやすく、廃棄の手間も少ない」「木材に比べて軽くて扱いやすい」「リサイクル対応なので処分費も削減できる」といった評価を多数いただきました。
今後も藤中では、「お客様が抱える製品輸送の課題」に対し、“段ボールという素材を使って、どこまで解決できるか”に挑戦し続けます。持続可能性が問われる時代の中で、私たちは梱包の分野から社会課題の解決に貢献してまいります。
| 会社名 |
株式会社 藤中 (かぶしきがいしゃ ふじなか) |
エミダス会員番号 | 105944 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 滋賀県 東近江市中岸本町 |
| 電話番号 | 0749-45-0053 | FAX番号 | 0749-45-0282 |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 30人 | 担当者 | 芳村俊祐 |
| 主要取引先 |
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