鉄道
【鉄道用難燃ゴム】車材燃試対応の素材開発で安全性を確保
► はじめに:鉄道車両における難燃性の重要性
鉄道車両の安全性において、火災対策は最重要課題の一つです。特に、車両内装材や機器類に使用されるゴム部品には、厳格な難燃性能が求められています。当社は長年の経験と技術力を活かし、鉄道用難燃ゴムの開発・製造に取り組んでいます。
★ 難燃ゴムの技術解説
難燃ゴムとは、通常のゴムに特殊な難燃剤を配合することで、燃えにくい特性を持たせた素材です。
主な特徴:
・自己消火性
・発煙量の低減
・有害ガスの抑制
・高い機械的強度の維持
► 素材開発における重要ポイント
1. ベース素材の選定
(例)
・EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)
- 耐候性、耐熱性に優れる
- 難燃剤との相性が良好
・CR(クロロプレンゴム)
- 自己消火性を持つ
- バランスの取れた物性
2. 難燃剤の配合技術
・無機系難燃剤
- 水酸化アルミニウム
- 水酸化マグネシウム
※ 燃焼時に結晶水を放出し、冷却効果と窒息効果を発揮
・有機系難燃剤
- リン系化合物
- 窒素系化合物
※ 熱分解時にラジカル捕捉効果を発揮
3. 配合バランスの最適化
✓ 難燃性と物性のトレードオフ解消
・難燃剤の添加量増加による物性低下の防止
・分散性向上によるムラの防止
・加工性の確保
4. 相乗効果を考慮した配合設計
・複数の難燃剤の組み合わせ
・相乗効果による難燃性向上
・必要添加量の低減
► 当社の素材開発アプローチ
1. 事前評価・分析
・使用環境の詳細把握
・要求物性の明確化
・既存材料の分析
2. 試作・評価
・小スケールでの配合試作
・基礎物性評価
・難燃性試験
3. 実用化検討
・スケールアップ試験
・実機での加工性確認
・長期信頼性評価
► 具体的な適用事例
✓ 車両間の連結部用シール材
✓ 防振・緩衝材
✓ 配管用パッキン
✓ 電線被覆材
✓ 床材・壁材
► 当社の技術的強み
1. 圧倒的な経験と知識
- 60年以上の実績による豊富なノウハウ
- 材料メーカーとの強力な連携体制
- お客様のニーズに合わせたカスタマイズ能力
2. 製造・加工技術
- 多様な加工方法に対応
- 試作から量産まで一貫対応
- 短納期対応が可能
► お客様へのご提案
まずは、貴社の課題やご要望をお聞かせください。当社の技術力を活かし、最適な解決策をご提案いたします。
⇨ 詳細資料のダウンロード
より詳しい技術情報や実績については、下記URLから資料をダウンロードいただけます。
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ぜひ、社内の関係者様とも共有いただき、お気軽にご相談ください。
株式会社児玉ゴム商会
https://kodama-gomu.com/
〒730-0856 広島県広島市中区河原町3番3号
TEL:082-232-1418 / FAX:082-292-8174
技術相談・見積依頼はこちら:
https://ja.nc-net.or.jp/company/104618/inquiry/input/
会社名 |
株式会社 児玉ゴム商会 (かぶしきがいしゃ こだまごむしょうかい) |
エミダス会員番号 | 104618 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 広島市中区 |
電話番号 | 082-232-1418 | FAX番号 | 082-292-8174 |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 10,000 万円 |
社員数 | 8人 | 担当者 | 児玉健 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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