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石川工場の歩みが東京不動産鑑定士協会広報誌「かんてい・TOKYO」No.102で紹介されました
東京不動産鑑定士協会の広報誌「かんてい・TOKYO」No.102 に東京今昔物語~企業と東京~と題して、「石川工場と三田四国町の歩み」として紹介されました。創業の地:芝 三田四国町の発展の様子や石川工場の歴史が紹介されてます。以下のURLからお楽しみください。18ページに掲載されております。
https://www.tokyo-kanteishi.or.jp/jp/wp-content/themes/guest/assets/images/pdf/TAREA102.pdf
最終更新日:2024-03-27
リチウムイオン電池用合剤電極作製に使用された例:掲載技術単行本のご紹介
【本のご紹介】
・タイトル:リチウムイオン電池・全固体電池の材料技術 ~プロセス・評価技術まで~
・編著: 櫻井 庸司氏(豊橋技術科学大学)
・共著: 稲田 亮史氏(豊橋技術科学大学)
東城 友都氏(静岡理工科大学)
引間 和浩氏(豊橋技術科学大学)
松田 厚範氏(豊橋技術科学大学)
武藤 浩行氏(豊橋技術科学大学)
・発行元:科学情報出版株式会社
URL:https://www.it-book.co.jp/books/124.html
【本の中での石川式撹拌擂潰機(AGA)の活用方法と記載部分の抜粋】
ある電極活物質をリチウムイオン電池としての電気化学特性を調べる際には、電極活物質を測定に合わせて調製する必要がある。電極全体の電子伝導特性と電気化学反応の均一性を確保するために、導電助剤と混合して合剤電極とする。その混合作業に、弊社擂潰機(AGA)を用いる場合があると書かれている。
弊社機器の掲載ページの抜粋は以下になります。
4.3 電極作製法(乾式プロセス)
電極活物質の電気化学特性を評価する際には、電気化学セルに組み込む前に種々の方法で電極化する必要がある。本節では、乾式(ドライ)プロセスを用いた電極化手法として、最も簡便な結着材(バインダー)を用いた合剤電極の作成について解説する。加えて、パルスレーザ蒸着法、スパッタリング法、エアロゾルデポジション法といった薄膜・厚膜形成技術を用いた電極形成について、先行研究での実例を交えて紹介する。
4.3.1 結着材を用いた合剤電極作製
ある電極物質について、リチウムイオン電池電極としての電気化学特性を調べる際には、電極活物質を測定に合わせて調製する必要がある。多くの場合、種々の方法で合成された粉末試料を使用するため、電極全体の電子伝導特性と電気化学反応の均一性を確保するために、導電助剤と混合して合剤電極とする。導電助剤としては、一般にカーボンブラックなどの炭素系微粉末材料が用いられる。電極内において、導電助剤は電解液を保持する役割も担うことになる。混合作業は、乳鉢を用いて手動で行うこともあれば、ボールミルや擂潰機等を用いて自動で行う場合もある(図4.21) ※図は省略させていただきました。
活物質と導電助剤を混合した後、粒子同士および集電体との接着を行うために、結着材を加える。結着材としてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を混合し、固形(粘土)状となった合剤を、圧延機によるロールプレスにより、所定の厚さ(0.2~0.5mm程度)に成形する。混合比として活物質:導電助剤:結着材=7:2:1(重量比)程度が成形しやすいが、導電助剤・結着材の比率は活物質の粒子径や形状に応じて微調整する必要がある。電気化学セルに組み込めるように、ポンチでくり抜きペレット状とした後に、集電体金属に圧着する。また、合剤電極と集電体間の接触性を良くするために、メッシュ形状の金属シートが集電体として使用される。
最終更新日:2024-03-27
AGAを使用した論文「水和物結晶のメカノケミカル脱水」のご紹介
【概要】
「水和物結晶の メカノケ ミカル脱水」 著者:荒井康夫先生(Gypsum & Lime No. 112 (1971))に弊社製品AGAを摩砕機として使用されました。
【論文の紹介】
・タイトル:水和物結晶のメカノケミカル反応
・著者:荒井康夫先生
・概要: 「水和物結晶のメカノケミカル反応」という論文は、1971年に発表され、石膏と石灰に関する貴重な研究成果を提供しています。この論文は、荒井康夫先生によって執筆されました。
この論文は、水和物結晶におけるメカノケミカル反応の特性とそのメカニズムに焦点を当てています。荒井先生は、石膏と石灰といった水和物結晶が物理的な刺激によって変化する過程を詳細に研究しました。その結果、水和物結晶のメカノケミカル反応において、結晶構造の変化や物質の再結晶化が起こることを明らかにしました。
この「物理的な刺激」を与えるために使用した機器が弊社AGAになります。
この論文の重要性は、水和物結晶のメカノケミカル反応が石膏や石灰の応用においてどのような影響を与えるかを理解する上で貢献しています。さらに、この研究は材料科学や建築工学などの分野における応用の可能性を示唆しています。
荒井康夫先生の「水和物結晶のメカノケミカル反応」は、その詳細な実験と解析により、石膏や石灰に関する理解を深める上で欠かせない貴重な論文です。その先見性と緻密な研究手法は、今日の材料科学の分野においても高く評価されています。
この論文は、石膏や石灰、そして水和物結晶に興味を持つ研究者や学生にとって、必読の文献と言えるでしょう。
論文:荒井康夫. 「石膏と石灰」, 1971. 「水和物結晶のメカノケミカル反応」
【論文内での弊社機器の活用方法】
論文内では、「水和物結晶内部に存在する構造水 にはH2O分子,OH基,-O-H-O-結 合 の3種の形態がある」と紹介されている。
それぞれの構造水を含む結晶面まず破壊され,内部より表面に押し出されて遊離,脱水するとい う現象が起こる。この現象を起こすために、せん断応力を利用して微細粒子の破壊 にする。このようなメカノケミカル変化に属する脱水現象を起こさせるために用いた。
弊社機器の中でも特にせん断応力が高いとされるAGAを用いている。
最終更新日:2024-03-27
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