自動車(量産)
建設機械部品
製造業では、顧客の多様な要望に応えるため、少量多品種生産への対応力がますます求められています。日野精機では、この課題に対してFMS(フレキシブル・マニュファクチャリング・システム)を導入し、高効率かつ柔軟な生産体制を構築しています。本記事では、FMSシステムを活用した少量多品種生産の仕組みと、その強みについて紹介します。
【FMSシステムとは】
FMS(Flexible Manufacturing System)は、複数の工作機械を自動搬送装置や制御システムで結び、柔軟に生産を切り替えられる仕組みです。日野精機では、横型マシニングセンタを中核としたFMSラインを3ライン導入し、品種や数量の変化に即応できる体制を整えています。これにより、生産計画の変更や小ロットの追加注文にも迅速に対応できます。
【少量多品種生産における優位性】
FMSシステムの最大の特長は、段取り替え時間の短縮と高い稼働率です。従来は製品ごとに手動での治具交換により数時間の機械停止が必要でしたが、FMSでは治具交換作業を自動化機構を採用することで、人手を介さずに次の製品の加工準備を完了できます。段取り替え時間の大幅短縮により少量多品種生産でも高い生産性を維持できるようになりました。
また、治具は専用パレットに固定されたまま自動倉庫からFMSラインへ搬送され、加工が終わると次の工程へ自動移動します。段取りのために治具をパレットに再固定する必要がないため、物理的なセットアップ時間の大幅削減しつつも、再段取り後の加工精度を一定に保つことが可能なため、段取り時間の大幅短縮と、精度の安定化を実現しております。
【多様な加工に対応する設備構成】
日野精機のFMSラインは、400〜630mmクラスの横型マシニングセンタで構成され、鉄鋳物(FC250〜FCD800)、鍛造材、アルミ鋳物など多様な素材に対応します。FMSラインでは、自動パレット搬送システムで大量の治具棚を有していることから、クラッチハウジング、 トランスミッションケースなど、3工程以上の工程分割が必要な複雑形状の駆動系部品でも一貫加工が可能です。
【柔軟な生産対応力】
FMSシステムの導入により、月産1個から500個規模までの生産に柔軟に対応可能です。試作から量産へのスムーズな移行や、多品種部品の混在生産にも強みを発揮します。特に、トラックや建設機械など、多様な車種に対応する部品生産では、その柔軟性が高く評価されています。
また近年では、乗用車分野においても限定生産車に使用される部品生産で評価を受けております。
【省力化とコスト削減への貢献】
自動搬送や段取作業の自動による省人化を進め、熟練作業者の負担を軽減しています。また、加工精度の安定化により再加工や不良率を削減し、総合的なコストダウンを実現しています。これにより、顧客は小ロットでもコスト効率の高い生産サービスを受けられます。
【お問い合わせ先】
日野精機株式会社
本社工場:東京都日野市日野台1-17-3
新田工場:群馬県太田市新田下田中町836-1
TEL:042-582-1861
FAX:042-584-1655
URL:https://hinoseiki.co.jp
| 会社名 |
日野精機 株式会社 (ひのせいき) |
エミダス会員番号 | 102576 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 日野市 |
| 電話番号 | 042-582-1862 | FAX番号 | 042-584-1655 |
| 資本金 | 5,300 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 126人 | 担当者 | 池田 智信 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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