自動車(量産)
クラッチハウジングは、エンジンとトランスミッションをつなぐ重要な機能部品であり、トラックやバスなどの大型車両では特に高い強度と耐久性が求められます。これに加えて、車両全体の燃費向上や環境対応のためには、軽量化も不可欠です。本記事では、ADC12を使用したアルミダイカストによるクラッチハウジング製造の取り組みと、マシニング加工から検査・出荷までの一貫体制について紹介します。
【ADC12によるアルミダイカストの特性】
ADC12は鋳造性に優れたアルミニウム合金で、複雑な形状の一体成形が可能です。軽量でありながら必要な強度と剛性を保持できるため、自動車部品に広く用いられています。耐腐食性にも優れており、エンジン周辺の過酷な環境下でも安定した性能を発揮します。クラッチハウジングのように、機械的負荷が大きい部品にも適した材質です。
【機械加工による精密仕上げ】
クラッチハウジングは、マシニングセンタを用いて各部の仕上げ加工を実施します。日野精機では横型マシニングセンタ36台を運用しており、寸法精度の高い加工が可能です。ボルト締結面、取付け穴、内径仕上げなど、多面にわたる加工にも対応しています。
【恒温環境での検査体制】
加工後のクラッチハウジングは、群馬県新田工場の恒温環境下で測定・検査されます。三次元測定機や形状測定機を用いた精密検査を行い、数ミクロン単位の精度確認を実施。温度による寸法変動を防ぎ、安定した品質を確保しています。量産品・試作品を問わず、顧客仕様に応じた検査成績書の提出も可能です。
【表面処理・組立・梱包までの一貫対応】
必要に応じて、漏れ検査や圧力試験などの工程も自社対応可能です。組立や梱包、指定仕様での出荷も一貫して行うことで、工程短縮と品質維持の両立を図っています。
【設計支援と治具製作による生産効率化】
CAD/CAMによる加工プログラム設計に加え、自社で専用治具の開発も行っています。生産効率と加工精度の両立に向けて、最適な加工工程設計を実現しています。
【主要納入先と実績】
日野自動車をはじめとした大型車両メーカーへ、多数のクラッチハウジングを供給しています。月産100~5,000個の中量生産はもちろん、小ロット試作にも柔軟に対応可能です。ISO9001およびISO14001認証取得により、品質管理・環境対応にも万全の体制を整えています。
【お問い合わせ先】
日野精機株式会社
本社工場:東京都日野市日野台1-17-3
新田工場:群馬県太田市新田下田中町836-1
TEL:042-582-1861
FAX:042-584-1655
URL:https://hinoseiki.co.jp
| 会社名 |
日野精機 株式会社 (ひのせいき) |
エミダス会員番号 | 102576 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 日野市 |
| 電話番号 | 042-582-1862 | FAX番号 | 042-584-1655 |
| 資本金 | 5,300 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 126人 | 担当者 | 池田 智信 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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