工業用材料
日鉄ステンレス NSSC® STH2 / 316L-HiNi
■水素脆化とは何ですか?
水素脆化とは、金属が水素と接触することで、その強度や伸びやすさが低下し、壊れやすくなる現象のことを指します。これは、環境問題や持続可能な開発目標(SDGs)にも関わる大きな課題です。特に、水素が次世代のエネルギーとして期待される中で、水素を扱う設備がこの水素脆化により壊れてしまうと、大きな事故につながる可能性があります。私たちの会社では、この問題を解決するために、環境に優しい耐水素脆化ステンレス鋼を開発しています。
■ステンレス鋼と水素脆化の関係は?
ステンレス鋼は、その名の通りステンレス(錆びにくい)性質がありますが、一部の種類は水素脆化の影響を受けやすいという問題があります。これは、持続可能な社会を作るための一つの課題とも言えます。私たちの会社が開発した耐水素脆化ステンレス鋼は、水素が多い環境でも強度と耐久性を保ちつつ、レアメタル(希少な金属)の使用を減らすことで、資源の有効活用や環境負荷の低減にも貢献します。
■耐水素ガス脆化特性を持つ独自ステンレス鋼:NSSC® STH2
当社が開発した特別なステンレス鋼は、水素ガスによる脆化に強い耐性を持っています。これは、水素エネルギーの利用が増える現代において、非常に重要な特性です。このステンレス鋼は、製品の寿命を長くし、資源の有効活用を可能にすることで、持続可能な社会づくりを支えます。さらに、高圧ガス保安法/一般則例示基準に準拠した高圧水素用のステンレス鋼として316L-HiNiも提供しています。
詳細は以下のリンクから弊社のウェブサイトをご覧ください。
会社名 |
日鉄ステンレス株式会社 (にってつすてんれす) |
エミダス会員番号 | 101613 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 千代田区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 500,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 2900人 | 担当者 | 佐藤 嘉寿 |
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