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長尺加工(角物:マシニング)のすべて - 用途から材質(難削材)、加工課題とポイントまで徹底解説
► 長尺加工が必要とされる業界と用途
長尺部品は様々な産業で重要な役割を果たしています。精密な長尺加工技術がなければ成立しない分野がたくさんあるんです。
・航空宇宙産業:ランディングギア支柱、油圧シリンダー、翼桁部品
・自動車産業:駆動シャフト、ステアリングコラム、サスペンション部品
・工作機械業界:スピンドル、送りねじ、ガイドレール
・プラント設備:ポンプシャフト、バルブステム、プレス機械の支柱部品
・半導体製造装置:真空チャンバー内の搬送用アーム、位置決め機構部品
・医療機器:内視鏡のシャフト部品、手術用ロボットアーム
●長尺加工に求められる材質と特性
► 鉄鋼系材質の特性と用途
・S45C(機械構造用炭素鋼):強度と靭性のバランスが良く、一般的な機械部品に広く使用
・SCM440(クロムモリブデン鋼):高強度と耐久性を持ち、熱処理性が良好で自動車駆動系部品に最適
・SKD11(合金工具鋼):高い硬度と耐摩耗性を持ち、金型部品や切削工具に使用
・SNCM439(ニッケルクロムモリブデン鋼):高い疲労強度を持ち、航空機部品や高負荷シャフトに使用
► ステンレス鋼の特性と用途
・SUS304(オーステナイト系):耐食性に優れ、食品機械や医療機器の長尺部品に最適
・SUS316(高耐食オーステナイト系):耐塩害性が高く、海洋機器や化学プラント部品向け
・SUS440C(マルテンサイト系):熱処理で高硬度が得られ、軸受けやバルブ部品に使用
・SUS630(析出硬化系):高強度と耐食性を両立し、航空宇宙用の高負荷シャフトに使用
► アルミニウム合金の特性と用途
・A7075(超々ジュラルミン):高強度で航空機部品や精密機器フレームに使用
・A2017(ジュラルミン):強度と加工性のバランスが良く、一般産業機器向け
・A6061/A6063:押出成形性が良く、構造フレームや自動化装置の支柱に使用
【★長尺加工における材料選定のポイント★】
材料選定は部品の機能を左右する重要なポイント💡
用途に合わせた適切な選択が大切です
※繰り返し荷重がかかる → 疲労強度の高いSCM440やSNCM439
※腐食環境で使用 → SUS316やSUS630
※軽量化が必要 → A7075やA2017
※高温環境での使用 → インコネル718やハステロイ
●長尺加工のテクニカルポイント
► 加工上の課題と解決策
・たわみ問題 → 支持具や心押し台の適切な配置、中間支持の工夫
・熱変形対策 → 切削油の適切な供給、断続切削での熱ストレス分散
・振動抑制 → 低周波振動を抑える剛性設計、デンプナー(制振装置)の活用
【☑ 長尺ワークの精度確保のチェックポイント】
・真直度 → 全長での直線性を0.1mm/mレベルで維持
・真円度 → 各断面での真円度を0.01mm以下に管理
・同軸度 → 全長における軸中心のズレを最小限に抑制
・表面粗さ → 用途に合わせたRa値の確保(特に軸受け部は重要)
► 長尺加工専用の機械設備について
通常の旋盤やマシニングセンタとは異なり、長尺加工には専用設計された設備が必要です。メタルテックでは最大3mまでの長尺加工に対応できる特殊設備を完備しています。
・NC旋盤:最大φ800×3000Lまでの大型シャフト加工
・円筒研削盤:φ580×2200Lまでの高精度仕上げ
・フライス:X3000×Y1800×Z1200の大型ワーク加工
・平面研磨盤:X3000×Y800×Z700までの平面加工
●業種別の長尺加工事例
► 半導体製造装置
・真空チャンバー内の高精度搬送アーム(材質:SUS316L、全長2.5m)
・位置決め用精密スクリューシャフト(材質:SUS440C、真直度0.02mm/m)
► 工作機械部品
・マシニングセンタのスピンドルシャフト(材質:SUJ2、全長1.8m)
・横型フライスのテーブル送り用ボールねじ(材質:SCM440、全長2.2m)
► 産業用ロボット
・多関節ロボットの中空アーム(材質:A7075、全長1.5m)
・搬送用リニアガイド(材質:SUJ2+硬質クロムめっき、全長2.8m)
◎ 長尺品に付随した一括対応可能な加工
メタルテックでは長尺品だけでなく、それに付随する部品群も一括して対応可能です。
・フランジやカップリング等の接続部品
・ケーシングやハウジング部品
・ベアリングシート等の精密嵌合部品
・治具や取付具などの周辺部品
●長尺加工における材質別の注意点
► 炭素鋼・合金鋼(S45C、SCM440など)
・切削条件:高速加工可能だが、熱処理後の加工は注意が必要
・熱処理変形:長尺品は特に変形が大きいため、形状に合わせた熱処理治具の設計が重要
・表面処理:用途に応じた硬質クロムめっきや黒染め処理の適用
《特にSCM440は》クロムとモリブデンの添加で強度と靭性を兼ね備え、高トルク伝達シャフトに最適
► ステンレス鋼(SUS304、SUS316など)
・切削性:一般的に切削抵抗が大きく、工具摩耗が早い
・熱変形:熱伝導率が低く熱がこもりやすいため冷却が重要
・表面粗さ:医療・食品機器向けは特に表面粗さ管理が厳密
《SUS316Lは》モリブデン添加で耐ピッティング性向上、化学プラントや海洋機器のシャフトに最適
► 難削材(インコネル、チタン合金など)
・切削抵抗:非常に高く、工具選定と切削条件の最適化が必須
・工具寿命:通常の1/5〜1/10程度まで低下
・熱処理:専門的な熱処理技術が必要
【難削材への対応力がメタルテックの強み】
一般的な工場では対応できない特殊材質も、メタルテックなら技術と経験で対応可能です。チタン合金やインコネルなど、航空宇宙産業で使われる特殊材質も安心してお任せください。
●ケーススタディ:大型製鉄所向け圧延ロール駆動シャフト
この案件ではSNCM439材(φ220×2800L)の駆動シャフトを製作。高温環境下で使用されるため、疲労強度と耐熱性の両立が求められました。
〔工程の流れ〕
① 材料調達→② 粗加工→③ 応力除去焼きなまし→④ 半仕上げ→⑤ 浸炭窒化熱処理→⑥ 研削仕上げ→⑦ 表面検査→⑧ 真円度・同軸度計測
✔ ポイント1:応力除去を中間工程で入れることで、最終寸法精度を0.02mm以内に抑制
✔ ポイント2:浸炭窒化処理で表面硬度HRC58を確保し、耐摩耗性を向上
✔ ポイント3:全数高精度測定で品質保証
●お客様へのメッセージ
長尺加工は一般的な加工とは異なる技術とノウハウが必要な分野です。メタルテックでは最大3mまでの長尺加工に対応し、材料調達から加工、熱処理、表面処理まで一貫して対応可能です。
とくに試作開発段階での長尺部品は、量産前の重要な検証ポイントになります。設計通りの機能が発揮できるよう、私たちの技術でサポートします。
現場を知り尽くした技術者がお客様の課題を一緒に解決します。ぜひ一度ご相談ください!
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各種素材の機械加工全般、表面処理、熱処理、検査まで、幅広い対応力があります。
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1個-1工程から、複数個-複数工程まで対応実績があります。
あらゆる図面をまとめて対応可能です。まずはご相談ください。
有限会社メタルテック
〒720-0822 広島県福山市川口町一丁目6-19
TEL:084-959-2799 FAX:084-959-2915
HP:https://f-metaltec.com/
| 会社名 |
有限会社 メタルテック 尾道工場 (めたるてっく おのみちこうじょう) |
エミダス会員番号 | 100374 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 尾道市 |
| 電話番号 | 0848-38-7010 | FAX番号 | 0848-38-7110 |
| 資本金 | 年間売上高 | ||
| 社員数 | 23人 | 担当者 | 山内 康広 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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